朝8時、嫁にたたき起こされる。
知らぬ間に座椅子から布団に移動してた様子。
ただ、足元が寒いなあと思ってたら、
布団を横向きにかぶってましたわ、ははは。
とりあえず頭がぼーっとしたまま温泉に入りに行く。
9時半にチェックアウト。
青空が広がってるし、めったに来ない土地でもあるので、
すこし辺りを散策するかと。
宿の駐車場に車を置かせてもらって、
松江城の方向へ歩き始めました。
途中、嫁のリクエストで和菓子屋さんに2軒寄って、
(風情のある和菓子屋さんが多いですな)
そうこうしてるうちに、あっという間に空が暗くなって雪が降ってきました。
昨日から天気目まぐるしすぎ!
どんどん北上していくと、やがて松江城の天守が見えてきました。
堀の外側を反時計回りに歩いて塩見縄手へ。
武家屋敷風の建物が堀に面して軒を連ねる塩見縄手。
小泉八雲旧居なんかもありますが興味がないので、
土産物屋さんに立ち寄ったくらいで先へ。
雪降る中、傘もささずにいよいよ城内に突入!
天守が国宝指定された5城のうちの一つでもあるらしいです。
松江は別名千鳥城、松本は烏城。
同じ鳥にたとえられてますが、個人的には烏の方がカッコいいなあ。
ちなみに残り3つのうち彦根にも行ったことがあるので、残るは犬山と姫路だけ。
そのうち行ってみるかな。
なんてことはさておき。
とにかく雪がひどくて、早々に退散しました。
雪まみれになりながら宿への道を急ぎます。
その途中で11時になり、チェックしてた蕎麦屋さんが開きそうだったので、
昨日の今日でまだお腹は減ってませんが昼ごはんにしました。
上田そば店
いやあ、なんか老舗って感じの店構えですが、
その通り創業が明治40年だそうです。
店内は狭い中にテーブルが所狭しと置かれてます。
一応小上がり的なところもありました。
我々が今日最初の客みたいで、どこに座ろうかと迷ってたら、
「真ん中あたりが暖かいですよ」と店員さん。
お気遣いありがたいです。
調べてた通り、釜揚げそば&割子そば2枚というサービスメニューがあったので、
それを注文してみました。
まずは割子2枚登場。
薬味を乗せてつゆを軽く回します。
1枚目が食べ終わったら、残ったつゆは2枚目へ。
これが出雲そばのルールだそうで?
風味もあって普通においしいです。
冷えたらダメだからか、釜揚げそばは少し時間をおいてやってきました。
今回こちらに来ることにして、
一番食べてみたかったのがこの釜揚げそば。
自分は信州やその他あちこちでお蕎麦を食べてますが、
この食べ方は初めてです。
とにかくアチアチの蕎麦湯につかった蕎麦。
ここにつゆを足していって好みの味にして食べていくらしいです。
食べてはちょっと足し、食べてはちょっと足し・・・。
いやあ、美味い!美味い上にめっちゃ体があったまりました!
どうせざるやもりを食べても、最後は残ったつゆに蕎麦湯を入れて飲むんだから、
それを蕎麦と一緒に食べてもそりゃ問題はないでしょう。
ごちそうさま!美味しかった!
お腹いっぱいで宿へと戻りました。
戻るころには雪もやんでまた青空が広がり始めました。
おいおい、ナメとんのかい!
さあ、これにて松江とはおさらば。
そのまま高速で帰るプランもありましたが、
せっかくなので日本海沿いを東へ。
いつも秋に梨を買いに来る、鳥取市内のかろいち・わったいなで、
野菜と大好物ちむらのとうふステーキを買って帰途に着いたのでした。