休暇村リトリート安曇野ホテルに泊まってみた

スキー旅行3日目。

軽井沢から勝手知ったる安曇野に移動してきて、

リトリート安曇野に宿泊しました。

 

いや最初はね、3日目の晩は松本駅前のビジホを予約してたんやけど、

何か月か前にテレビでこの宿が紹介されてて、

開業3周年プランだと安く泊まれるって話に興味津々。

そんなところにじゃらんの4000円クーポンが使えるのならと、

松本のビジホをキャンセルして、こっちに鞍替えしたのでした。

いやあ久しぶりやね、こんな立派なホテルに泊まるのは。

 

チェックイン15時を数分過ぎて到着。

間が悪いことに送迎バスが着いてしまってて、

チェックイン受付に結構時間がかかってしまいました。

 

その間に少し館内を歩き回りました。

木をふんだんに使った造りやねえ。

エントランスを抜けて左に、中庭を望む木漏れ日ラウンジ。

大階段の脇には雑誌や本が並ぶライブラリーがありました。

 

エントランスを抜けて正面から右にかけて、暖炉ラウンジ。

天井の高い、広い空間が広がります。

 

その外には陽だまりテラス。

良い季節ならのんびりできるでしょうねえ。

ハンモックもありましたよ。

 

ラウンジにはフリードリンクがいただける場所があります。

このホテルで作ってるはちみつが美味かった。

 

そうこうしてるうちにホテルの方がやってきて、ようやくチェックイン。

3周年プランでコーヒーをいただきました。

 

部屋は一番安いスタンダードフロアのスタンダードルーム。

でも、十分ですわ。

 

窓からはアカマツの森が広がります。

 

洗面所にシャワールーム。

もちろん大浴場があるので、シャワールームは使いませんでしたが。

 

 

てことで、少し休憩した後、

16時半頃に大浴場へと向かいました。

幸いにも誰もいなかったので、大浴場の中を撮影。

 

入り口から入るとこんな感じ。

 

今度は逆側から入口方向を。

入口の右にサウナあり。

 

そして、露天風呂。

晩ご飯まで時間がたっぷりあるので、のんびりしました。

滅多に入らないサウナに2回こもって、そして外気浴。

全く整ったりしませんけど。

あとは寒いけどひたすら露天でボーっとしてましたね。

ちなみにこの温泉は中房温泉付近から引いてるもの。

我々が常宿としてる安曇野のコテージと一緒なので、

あまり感慨はなかったなあ。

 

 

さあ、お待ちかねの夕食タイム。

17時半と18時半で選べて、後者にしました。

 

まずは先付。

蕎麦のペンネ、信州サーモンがいかにもご当地って感じ。

 

そして、生わさびももちろん安曇野産。

後からの料理に合わせるために少しずつ擦っていきました。

それにしても、このおろし金面白いね。

「わさび」って文字で擦るんやね。

 

我々は3周年プランなので、地ビール付きでした。

が、なんとグラスを手にしようとして、グラスを突いてしまい、

まあ倒しはしなかったのですが、4分の1ほどこぼしてしまいました。

いやあ、もったいない。

ホテルの方にも少し迷惑をかけてしまいましたね。

 

先付に続いて前菜。

お造り3種に安曇野野菜などなど。

イワナの刺身なんて初めて食べました。

クセもなく美味しかったです。

が、これなら日本酒飲みたいなあと。

 

てことで、大雪渓の生酒を嫁とシェアして飲むことに。

普通においしい酒です。

 

その後、お凌ぎの一品が出てきました。

郷土料理で何かを説明されたんやけどなあ。忘れたなあ。

 

安曇野産大豆を使った豆腐と湯葉に・・・

 

少し待ってほしかったけど、火を付けられてしまったトマト鍋。

牡蠣や白子が少し硬くなってしまいました。

 

さらに白子豆腐の天ぷらと、立て続けにセッティングされて、

まだこっちは刺身を味わってるのに、この3品が渋滞してしまい、

挙句に上蓋を取ってなかった豆腐と湯葉は、

食べてないのにホテルの方に下げられてしまいそうになる始末。

「まだ食べてません」と少しキツめに言ってしまいました。

それくらい慌ただしかったです。

せっかくの料理やからゆっくり味わいたいのに・・・。

 

 

で、口休めのバゲットとわさびチーズが出てきたくらいから、

察してくれたのか、ペースがゆっくりになってくれてね。

嫁曰く、「何度もこっそり様子を見に来てた」とのこと。

おかげで渋滞もすっかり解消できました。

 

そして、メインの肉料理。

美ヶ原高原産の鹿肉と信州プレミアム牛のロースト。

鹿もクセなく美味しかったんやけど、

やっぱりね、ローストビーフは格別でした。

自分もローストビーフは好きやけど、これは想像の上を行く美味しさでしたね。

追加料金を払えば、ステーキにランクアップもできましたが、

いやいや、ローストビーフで十分でした。

 

最後は美味しいお米を使ったご飯と赤出汁でシメ。

ここで、擦ったわさびをのっけてまた美味し。

 

いや、違う違う。まだあった。

シメのシメはデザート。

 

コーヒーもしくは紅茶でもうお腹一杯ですわ。

 

18時半から始まった夕食、食べ終わったら優に20時を越えてました。

ゆっくり食べ過ぎたと思ったりもしたけど、

まだまだ他の客もいたからねえ。

急かされる覚えはないですよ。

 

 

そうそう、この宿には体験プログラムが無料でいくつかあって、

19時半から1時間、玄関の外にある星見暖炉で焚火体験ができるとの事。

残り時間はわずかやけど、行ってみました。

 

あいにくの曇天で星空は望めませんでしたが、

ホテルの方が焚火をしっかり守ってくれてて、

2組の方々が囲んでました。

そして、焼きマシュマロをしませんかと声掛けしてくれたのでやってみることに。

 

焼いたらクラッカーで挟んでくれました。

暖かいほうじ茶もいただいてホッコリ。

なんとここの頭上にムササビが飛ぶこともあるとホテルの方。

さすが森の中ですなあ。

 

贅沢な時間が流れます。

プレミアムフロアの客ならワインなどが並ぶサロンも利用できるみたいですが、

スタンダードフロアの自分たちには関係のない事。

部屋に戻って買ってきた缶チューハイを飲んで、眠りに落ちたのでした。

 

 

 

翌朝は5時半ころには目が覚める。

早く起きたので、朝風呂に行って、

そして7時からは体験プログラムのひとつ、早朝里山散策に出かけました。

 

ビンゴカードがもらえます。

絵に描いてるものを見つけれたら、穴をあけていくのですが、

結局ビンゴまではいきませんでした。

 

ホテルの方に案内されて進みます。

参加者は我々夫婦と年配の方2人の計4人。

 

温泉を購入できる場所。

 

きつつきがあけた穴。

・・・とかまあ、そんな感じで色々説明されながら歩くわけです。

時間は20分ほどで少し物足りなかったのは、

季節の関係もあるのでしょうか?

 

 

その足で7時半から朝食。

これも7時半か8時でチョイスできて、我々は前者で。

 

昨晩と同じテーブルに行くと、三段のお重がありました。

 

展開すると様々な食材が並ぶ贅沢さ。

ここでも信州サーモンが昆布締めと焼き魚で出てきました。

美味しいよなあ。

 

あと、白ご飯はもちろんのこと、

何がってこの白馬豚と安曇野豆腐の豆乳味噌鍋がまじで美味かった。

近々家でも豆乳鍋をしてみるかと思ったくらい。

ご飯もお鍋も空っぽにしてやりました。

 

食事後、暖炉ラウンジでコーヒーを飲みながらのんびり。

チェックアウトが混雑しそうだったので、

さきにフロントで清算だけして部屋に戻り、またのんびり。

そして、9時半頃にはホテルを後にしたのでした。

 

 

非日常をのんびり過ごすことができる良い宿でした。

高いので、今後そうそう泊まることはないでしょうけど。

 

www.qkamura.or.jp