2023 11st game@東京ドーム vs T

巨人の先発はメンデス。

しっかしこれがな、初回から甘い球が多くて。

2回表には目下絶不調のサトテルにヒットを打たれたり、

3回表は先頭の8番木浪を歩かせたりと、

いつ点取られてもおかしくない状態やのに、

それでも3回まで無失点やったのは、

それだけ阪神打線の不振も深刻やってことか。

 

とか思ってたら、4回表。

初球のストレートをノイジーにレフトスタンドまで運ばれてな。

大城が構えたのはインロー。

でもボールはど真ん中。

外人打者に対しての初球の入り、一番気を付けなアカンとこやのにな。

ま、投げてる本人も外人やけど。

 

 

さて、巨人打線の方はというと、

阪神の若い先発投手に手も足も出ない。

智弁学園で岡本の2つ後輩らしいこの村上とかいう投手に、

5回までノーヒットどころか、パーフェクトに抑えられる始末や。

ほんま、初物に弱いのは伝統芸やな。

 

6回表、メンデスは先頭近本の2塁打から1死3塁とされるも、

さっきホームランを打たれたノイジーは空振り三振に。

ただし逆球で、やけど。

続く大山も何とか打ち取って、ピンチをしのいだわ。

 

なんやかんやでメンデスは頑張ってる。

そやのに、打線は6回裏も音無し。

ていうか、メンデスに代打送らないんやねえ。

 

 

で、7回表。

そのメンデスが初球を投じたところで足がつり、

残念ながら鍵谷にスイッチ。

さっきの打席で1塁まで全力疾走してたからなあ。

その影響か。

緊急登板鍵谷はしっかり3人で抑えてくれたわ。

 

その裏、必然的に1番から始まる打順は、

ここも3人で片付けられる。

おいおい、まさかパーフェクトされるんか?

 

と思ったら、ビックリ。

8回表、まさか村上に代打やって!?

ここまでパーフェクトの投手を代えるなんてな。

オカダも厳しいのうと思うと同時に、

ピッチャーが代わって、流れも変われへんかなあ・・・。

 

 

8回表、3番手大江がしっかり抑えてその裏。

先頭4番岡本。

初球の変化球を狙えってテレビに向かって言うたら、

阪神2番手石井の投じた初球はストレート。

でも、岡本はオレとは違って、直球待ってたみたい。

 

岡本 同点1号ホームラン!

何やおまえ、こんなええとこで今季初ホームラン打つために、

今まで打たんと取っといたんかい。役者やのう。

 

 

阪神石井の意地で後続を三者三振に取られた後、

1-1で9回表は4番手大勢が登場や。

が、1死1塁からのピーゴロを大勢が2塁へ悪送球。

併殺でこの回終わりのところが1.3塁のピンチになってもうて。

流れの揺れ戻しが来たか。

それでも大勢はサトテルを空振り三振に取り、

代打糸原は歩かせて満塁になるも、

代打島田をストレートで空振り三振に斬って取った!

いやあ、しびれたわ。

よう自分のミスを取り返したで。

 

9回裏、ピンチの後にサヨナラチャンスあり。

と、思ったら3人で抑えられて、はい延長戦っと。

 

 

10回表は5番手田中豊

いきなり先頭を歩かせて、田中劇場久しぶりの開催か。

さらにバッテリーエラーと送りバントで1死3塁とされて、

田中から高梨にスイッチ。

しかし、代わった高梨もカウントを悪くして、

投げる球が無くなった挙句の直球を近本にタイムリー打たれてな。

勝ち越されてもうたわ。

 

10回裏、阪神湯浅から先頭の丸がヒットで出たけど、

梶谷、岡本と倒れ、中田も平凡な三ゴロ。

万事休す・・・と思いきや、

まさかのサトテル悪送球で1,2塁とチャンス残った。

そして、打席に坂本や。

しかしフルカウントの末、今度こそ三ゴロに倒れ、試合終了。

 

 

負けたけど、色々あって良い試合やったな。

ただな、勝負の分かれ目はリリーフ陣の力量の差やと思う。

巨人が勝つとしたら、10回表をしっかり抑えて、

その裏のクリーンアップ勝負しかなかった。

ま、今日はパーフェクトされんで良しとしよう。

 

 

 

 

G1-2T