もし勝ったら、明日以降への小さな期待を心に抱き、
負けたら、屈辱を噛みしめて来年へ。
どっち転んでも、ファンとして最後まで見届けましょか。
で、スタメンを大幅に変えてきおった。
坂本を2番、そして3番丸、4番岡本と、
不振の岡本を挟まずにサカマルを並べ、
あとはサウスポー和田対策で、若林や岸田、増田を起用しとる。
炭谷やなく、岸田ってところがよう分からんけど、
ま、若手の勢いを重視したんかな。
そして、ベンチには菅野も入っとる。
負けたら終わりなんやから総力戦でいくしかないやろ!
初回、先頭の若林が上手く右中間へ運んで2塁打で出て、
続く坂本がレフトオーバーのタイムリー2塁打や!
よっしゃあ!待望の先制点きたー!
と、かなりワクワクして喜んでんけど、
なお無死2塁で、丸はファールフライ、
そして岡本はインハイのボール球を中途半端に振って三振、
ウィーラー歩くも、ナカジが14球と粘ったもんの三振やって。
相変わらずの連中は相変わらずや。
まあでもええやん、今日はとりあえずリードしたんやし。
と思いきやの1回裏。
先発畠は先頭を抑えたもんの2番中村晃に2塁打打たれた後、
柳田への初球フォークが甘く入ってライトスタンドやって。
逆転2ラン。もうひっくり返されてもうた。
あのな、初球フォークの入りは悪くないねん。
でもな、それはボール球になってこそ意味のある球やん。
畠はその意図が分かって投げてんのか?
岸田ももっと低め厳守をアピールしてあげんと。
続く2回表、1死2塁のチャンスを増田大と若林で潰し、
流れはどんどんソフトバンクへいってもうて、
そしてその裏、甲斐の2ランで畠は早くも降板やってよ。
ああ今日も苦行ですか。
3回表、サカマルオカが気持ちよく三者凡退して、
正直、もうここで気持ちは切れた。
この後、坂本にファインプレーが出ようが、
戸郷が三者三振に取ろうが、
ビエイラが164kmで抑え込もうが、
打線には何も響かへんかったわ。
7回裏には中川と大城のコンビで周東を刺す。
守備から流れを変えるポイントはいくらでもあったのにな。
8回表はモイネロに軽くひねられて。
もうこれはソフトバンクの投手陣が一枚も二枚も上という事や。
そう思わなやってられへん。
9回表。
先頭の岡本が歩く。
しかし、ウィーラーが右飛。
ナカジがライト前ヒットで続く。代走松原。
田中俊、カウント有利を活かせず自滅の見逃し三振。
そして、代打亀井。
これもカウント有利から打ちに行って、ミスショット二飛。
最後までハラの笑顔は見れんままで終わったな。
苦行からの解放。ああ、スッキリした。
また来年。
死ぬほど練習せえよ。
H4-1G