2019 126th game@神宮

クエンティン・タランティーノの最新作、

『Once Upon a Time... in Hollywood を観てきました。

ブラピとディカプリオの2大スター競演ということで、

嫁がどうしても観たかったらしく、

どっちかいうとオレはつき合った形で行ったわけなんやけど、

これがなかなか面白くてね、

161分があっという間でしたわ。

 

序盤はディカプリオ演じる落ちぶれ俳優リックの悲哀を中心に。

自分の演技に一喜一憂するリックの情緒不安定さが楽しく、

車の中で自分を罵ったり、8歳の女の子に慰められるシーンは面白かったなあ。

 

後半は一転してブラピ演じるリックの付き人兼スタントマンのクリフが、

不気味なヒッピー集団と出会い、事件に巻き込まれていきます。

そして、ハリウッド史上最も凄惨な事件らしい、

シャロン・テート殺害事件へと史実では繋がっていくのですが、

そこはタランティーノが上手く史実をねじ曲げて料理してくれてます。

 

そして最後のバイオレンスシーン。

タランティーノ乾坤一擲の場面で、ほんとはここが描きたかったのでは?

残虐すぎますが、観てる者も十分カタルシスを得られるシーンでした。

キーワードはLSD漬けのタバコ、飼い犬、そして火炎放射器

(それ以上は言えない。ただ、火炎放射器は伏線があって大爆笑してしまった。)

 

事故でなくなったスティーブ・マックイーンが出てきたり、

能書きがうるさいブルース・リーをクリフが叩きのめしたりと、

1969年あたりのハリウッドを知る人なら、

もっともっと楽しめる作品だと思いました。

それとアル・パチーノ健在。

そしてあのダコタ・ファニングがイッちゃってるヒッピー役で出てました。

あの天才少女がねえ。

 

www.onceinhollywood.jp

 

 

 

 

 

 

てなわけで、レイトショーに行く前に少しだけ中継を見てた。

1回裏、先発ルーキー高橋が2死まで取りながら、山田を歩かせ、

そしてバレンティンにバックスクリーン右へドカン。

しかもこれ、内角の良いコースに直球投げて、

バットをへし折ってるのにスタンドまで持っていかれるとはな。

バレンティンの驚愕パワーを見せつけられて、

ここで、何か今日もアカンかなあと。

 

 

で、映画の帰りに結果見たら、やっぱりその通りになってた。

高橋は6回まで投げて、その一発の2失点のみ。

四死球も与えてチームにリズムを呼び込めなかったのも事実やろうけど、

ルーキーにそこまで望んでもな。

6回2失点なら十分やん。

 

 

問題はここんとこずっと一緒。

打てないに尽きる。

いや、打ててはいるが、あと1本が出ない病やな。

 

4回表にゲレーロのタイムリーで1点返し、

さらに大城のヒットも出て無死満塁から、

増田中飛に小林三ゴロ併殺やって。

先頭から4連打で1点しか取れんて・・・。

 

6回表は1死1,2塁から増田二ゴロ併殺。

言っちゃあ悪いけど、そもそもスタメンで増田を使ってるようではな。

 

そして7回表は1死1,3塁で頼みのマルサカ凡退。

そうそう、今日は2番丸で3番坂本と入れ替えてたけど、

なんか意味あるん?

 

そうこうしてるうちに、8回裏リリーフ陣が崩れ、

9回表の亀井一発も焼け石に水

6連敗となってしまいました。

 

 

DeNAも負けて付き合ってくれたからええけどな、

ほんまチーム状態は最悪。

なんかのきっかけで変わるとは思うんやけど、

そのきっかけがないまま、ダラダラ負け続けとる。

ああ、誰か起爆剤になってくれへんかなあ。

こないだ使ってた山下なんて使い続けてもええと思うんやけど。

ああ、つらい日々が続くわ。

 

 

 

 

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