この夏の山登り、昨日までどこに行くかはっきりと決まってませんでした。
ただ、天気予報が思いの外良い方向に変わってきたので、
それなら最初の段階で決めてた天城山に登りに行こうかと。
慌てて宿と居酒屋をおさえて、今日出発することにしました。
2時前に起きて、大阪を2時半に出発。
途中、新東名の掛川ICで朝ごはんを食べる。
富士山は・・・今日は雲の中でした。
長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆スカイラインと乗り継いで伊豆半島を南へ。
8時20分には天城高原駐車場に到着。
まずは予定通り。
若干涼しさも感じるけど、日差しはキツい。
とりあえず最高峰の万三郎岳を目指して、
周回コースを時計回りに進むことにしました。
8:44
準備後、駐車場から道を挟んだ向かいにある入り口からスタート。
四辻まではほぼ平坦でアップダウンはあっても軽いもの。
準備運動にはもってこいです。
それにしても、写真でも分かる通り、
道の右側は杉の人工林、
左側はブナやヒメシャラなどの自然林、
山道できれいに分断されてるのはなぜでしょう?
9:01
四辻を万次郎岳方面へ進みます。
最初はかなりの平坦。
それにしても、気温はそんなに低くはないけど、
ずっと木陰なので汗はそんなにかきませんでした。
徐々に道は急になってきます。
今回は木組みの階段が流れ落ちてるのをあちこちで見かけました。
しかも比較的新しいものもあったり。
今年雨がよく降ったからでしょうか?
9:47
万次郎岳山頂に到着!
ここでは少し展望が開けます。
南の海岸線が見えました。
目指す万三郎岳は雲の中。
休憩なしでそのまま進みます。
一旦下って、登り返す。
10:06
馬の背のあたりは割と平坦。
ここからは伊豆高原方面がよく見えます。
真ん中に見える可愛い形の大室山は、
8年前伊豆に初めて来たときに登ったなあ。
頭上を馬酔木が覆い茂る。
春先の花の季節ならきれいなことでしょう。
10:25
石楠立と書いてはなだてと読むようです。
5月6月の花の季節はここもすごいんでしょうなあ。
さらに進むと・・・
その看板あり。
最後の急登を登り詰めると・・・
10:51
万三郎岳に到着しました。
山頂ですけど、ここは展望はありません。
森林限界を越えないので。
ベンチも一つしかなく、先客がいたので、
感慨にふけることもなく素通りしました。
10;58
分岐点に差し掛かります。
縦走するなら左ですが、周回コースの我々は右へ。
ていうか、そろそろお昼ごはんを食べたいのに、
適当な場所がない・・・ 。
少し進むと、広く開けた場所が出てきたので、
朽ち果てた木の幹に腰かけてお昼ごはん。
小さな虫がブンブン周りを飛び回るので、
途中からウロウロ歩き回って食べてました。
15分ほど休憩して出発。
ここからは下り。
伊東市内が見えるところもありました。
結構長い時間、ガッツリ下ったなあ。
これ、こっちから登ってきたら結構ハードかも?
11:49
涸沢分岐点。
ここからは斜面をトラバースしていく道になります。
多少のアップダウンもあったりですが、
そんなことよりもとにかく退屈。
景色は変わらない、鳥の鳴き声も聞こえてこない、
退屈地獄が1時間ほど続きました。
今回の山行で見つけた、唯一と言ってもいい花。
なんですかね?
12:55
精神的にも辛くなってきたところで、
ようやく四辻に到着。
あとは来た道を戻るだけ。
13:10
帰ってきたー!!
山道的には全然楽な登山でした。
ただ、森林限界を越えないし展望も少ないから、
とにかく退屈。
先述の通り、これが花の季節ならまた印象も変わったんやろなあ。
それにしても、今日は日曜日で結局登山客を20人ほど見かけました。
が、今のご時世でマスクをしてたのがたった1人だけ。
そんなもんなんですかねえ。
かくいう我々もしてませんでしたが。
てことで、予定よりも早く下りてきて、
宿のチェックイン時間までまだ少しあるので、
下界に下りて、道の駅伊東マリンタウンでソフトクリームを食べる。
伊東名産ぐり茶のソフト。
ここまで甘くないソフトは初めて食べました。
15時前、宿にチェックイン。
温泉に入って汗を流し、
さてちょいと早いが飲みに出かけますか!