天城山を登る

この夏の山登り、昨日までどこに行くかはっきりと決まってませんでした。

ただ、天気予報が思いの外良い方向に変わってきたので、

それなら最初の段階で決めてた天城山に登りに行こうかと。

慌てて宿と居酒屋をおさえて、今日出発することにしました。

 

 

2時前に起きて、大阪を2時半に出発。

途中、新東名の掛川ICで朝ごはんを食べる。

富士山は・・・今日は雲の中でした。

長泉沼津ICから伊豆縦貫道、伊豆スカイラインと乗り継いで伊豆半島を南へ。

 


f:id:gchanchan:20200810062530j:plain

8時20分には天城高原駐車場に到着。 

まずは予定通り。

若干涼しさも感じるけど、日差しはキツい。

 

 

f:id:gchanchan:20200810074127j:plain

天城山とは天城連山の総称で天城山って名前の山はありません。 

とりあえず最高峰の万三郎岳を目指して、

周回コースを時計回りに進むことにしました。 

 

 

f:id:gchanchan:20200810062538j:plain

8:44

準備後、駐車場から道を挟んだ向かいにある入り口からスタート。 

 

f:id:gchanchan:20200810062551j:plain

四辻まではほぼ平坦でアップダウンはあっても軽いもの。

準備運動にはもってこいです。  

それにしても、写真でも分かる通り、

道の右側は杉の人工林、

左側はブナやヒメシャラなどの自然林、

山道できれいに分断されてるのはなぜでしょう?

 

f:id:gchanchan:20200810062600j:plain

9:01

四辻を万次郎岳方面へ進みます。 

 

f:id:gchanchan:20200810062633j:plain

最初はかなりの平坦。

それにしても、気温はそんなに低くはないけど、

ずっと木陰なので汗はそんなにかきませんでした。 

 

f:id:gchanchan:20200810062641j:plain

徐々に道は急になってきます。

今回は木組みの階段が流れ落ちてるのをあちこちで見かけました。

しかも比較的新しいものもあったり。

今年雨がよく降ったからでしょうか? 

 

f:id:gchanchan:20200810062718j:plain

9:47

万次郎岳山頂に到着!

 

f:id:gchanchan:20200810062728j:plain

ここでは少し展望が開けます。

南の海岸線が見えました。

 

f:id:gchanchan:20200810062737j:plain

目指す万三郎岳は雲の中。 

 

f:id:gchanchan:20200810062829j:plain

休憩なしでそのまま進みます。

一旦下って、登り返す。 

 

f:id:gchanchan:20200810062837j:plain

10:06

馬の背のあたりは割と平坦。

 

f:id:gchanchan:20200810062858j:plain

ここからは伊豆高原方面がよく見えます。

真ん中に見える可愛い形の大室山は、

8年前伊豆に初めて来たときに登ったなあ。 

 

f:id:gchanchan:20200810062905j:plain

頭上を馬酔木が覆い茂る。

春先の花の季節ならきれいなことでしょう。 

 

f:id:gchanchan:20200810063036j:plain

10:25

石楠立と書いてはなだてと読むようです。

名前の通り、ここから万三郎岳までシャクナゲの群生地。

5月6月の花の季節はここもすごいんでしょうなあ。 

 

f:id:gchanchan:20200810063053j:plain

さらに進むと・・・ 

 

f:id:gchanchan:20200810063101j:plain

その看板あり。 

 

f:id:gchanchan:20200810063109j:plain

最後の急登を登り詰めると・・・ 

 

f:id:gchanchan:20200810063118j:plain

10:51

万三郎岳に到着しました。

山頂ですけど、ここは展望はありません。

森林限界を越えないので。

ベンチも一つしかなく、先客がいたので、

感慨にふけることもなく素通りしました。

 

f:id:gchanchan:20200810063148j:plain

10;58

分岐点に差し掛かります。

縦走するなら左ですが、周回コースの我々は右へ。

ていうか、そろそろお昼ごはんを食べたいのに、

適当な場所がない・・・ 。 

 

f:id:gchanchan:20200810063156j:plain

少し進むと、広く開けた場所が出てきたので、

朽ち果てた木の幹に腰かけてお昼ごはん。

小さな虫がブンブン周りを飛び回るので、

途中からウロウロ歩き回って食べてました。 

 

f:id:gchanchan:20200810063204j:plain

15分ほど休憩して出発。

ここからは下り。

伊東市内が見えるところもありました。 

 

f:id:gchanchan:20200810063242j:plain

結構長い時間、ガッツリ下ったなあ。

これ、こっちから登ってきたら結構ハードかも?

 

f:id:gchanchan:20200810063257j:plain

11:49

涸沢分岐点。

 

f:id:gchanchan:20200810063307j:plain

ここからは斜面をトラバースしていく道になります。

多少のアップダウンもあったりですが、

そんなことよりもとにかく退屈。

景色は変わらない、鳥の鳴き声も聞こえてこない、

退屈地獄が1時間ほど続きました。 

 

f:id:gchanchan:20200810063314j:plain

今回の山行で見つけた、唯一と言ってもいい花。

なんですかね?

 

f:id:gchanchan:20200810063322j:plain

12:55

精神的にも辛くなってきたところで、

ようやく四辻に到着。

あとは来た道を戻るだけ。 

 

f:id:gchanchan:20200810063350j:plain

13:10

帰ってきたー!!

 

山道的には全然楽な登山でした。

ただ、森林限界を越えないし展望も少ないから、

とにかく退屈。

先述の通り、これが花の季節ならまた印象も変わったんやろなあ。

 

それにしても、今日は日曜日で結局登山客を20人ほど見かけました。

が、今のご時世でマスクをしてたのがたった1人だけ。

そんなもんなんですかねえ。

かくいう我々もしてませんでしたが。

 

 

 

てことで、予定よりも早く下りてきて、

宿のチェックイン時間までまだ少しあるので、

下界に下りて、道の駅伊東マリンタウンでソフトクリームを食べる。

 

f:id:gchanchan:20200810063357j:plain

伊東名産ぐり茶のソフト。

ここまで甘くないソフトは初めて食べました。

 

 

15時前、宿にチェックイン。

温泉に入って汗を流し、

さてちょいと早いが飲みに出かけますか!