朝5時頃、目が覚める。
早速天気予報をチェック。
昨日から何度も見た天気予報やけど、
やっぱり予定してたどちらの山域も今日明日と芳しくなくて。
雨が降ると分かってて今日山に登り、山小屋で1泊して、
明日また雨の中下山なんて考えただけでも辛い。
なので、ここでもまた急遽予定変更。
最悪雨が降っても良いように、行程のなるべく短い山を日帰りで登るかと。
一応そういうこともあろうかと、
予備で計画して地図も持って来ていた奥秩父の大菩薩嶺に向かうことにしました。
てなことになって、ちょっと時間にも余裕が出てきたので、
本来無料でついてたホテルの朝食バイキングをいただく。
さすが3連休、宿泊客多かったな。
チェックアウトをして、8時頃にホテルを出発。
高速で一路山梨方面へと向かいました。
勝沼ICで降りて、そこからさらに登山口まで下道30km弱。
なかなか辛く長いクネクネ道でしたが、
もうひとつあるアクセス道よりはこれでもましだそうで。
ちなみに我々は甲斐大和駅方面から登っていく道でした。
で、10時過ぎに上日川峠の駐車場に到着。
道沿いにある第2駐車場に車を停めたのですが、
いやはや、いくら3連休とはいえこんなに天気悪いのに、
停まってる車の多いこと!
ここの駐車場も残り数台でした。
さすがは百名山だけありますな。
あたりはすっかりモヤに包まれてますが、
せっかくここまで来たんやしね、
我々も頑張って登りますか。
ちなみにルートはこんな感じ。
まず唐松尾根でサクッと山頂まで行って、
そこから大菩薩峠まで展望の良い稜線歩き。
ま、おそらく今日は何も見れないでしょうけど。
そして大菩薩峠からひたすら下って登山口って感じです。
10:36
てことで、登り始めました。
登り始めてすぐに登山道と車道に分かれます。
が、最近雨がちなのでなんとなく登山道は悪路かもと思って、
車道を進むことにしました。
どちらを進んでも、後で合流するんですけど。
10:54
福ちゃん荘に到着。
色々売ってますが、人気なし。
ここで、大菩薩峠へ行く道と唐松尾根ルートに分かれます。
予定通り、雷岩を目指して唐松尾根ルートで。
急な登りが出てきます。
と思ったら、平坦な道に。
こういうことが3回くらいあったかな。
ずっと急登ばかりかと思ってたけど、そうでもなかったです。
で、福ちゃん荘から40分ほど登ったあたりで、
とうとう雨が降ってきました。
とりあえずザックカバーはしましたが、
カッパを着るのは少し躊躇。
着たら暑いやろしなあ。
これ以上強くなったら着ることにしようか。
そうこうしてるうちに・・・
11:44
雷岩に到着。
スタートから1時間強でもう稜線に出てしまいました。
とりあえず山頂方面へ。
途中、ドロドロの道もありましたが・・・
11:54
大菩薩嶺山頂に到着。
これで百名山も44座目かな。
ただし、ここ山頂は木々に覆われて何も展望できません。
ま、見えてもこのモヤじゃどうしょうもないんですけど。
なので、すぐに道を折り返しました。
再度、雷岩へ。
天気が良ければ、ここから富士山が望めるんでしょうなあ。
ちなみに道中でこの花をよく見かけました。
結構、下に花を落としてましたが、
それでもまだ鈴なりで花をつけてます。
後から調べたら、サラサドウダンっていうツツジの仲間だそうで。
また一つ、花を覚えました。
と、そんな時。
嫁に呼ばれて前方を見れば・・・
2頭のシカ!
こっちの動向に注意を払いながら移動していきました。
展望もなくて面白くない道中でしたが、
ここで一気にテンションが上がりましたね。
ただ、可愛いなあと思う反面、
シカの食害が叫ばれてる中で、やはりこういうところにもシカはいるんやなあと。
実際、この後食害から植物を守るためのフェンスとかも見かけたし。
難しいとこですな。
さてと、稜線歩きを続行。
天気が良ければ、それはそれでテンションの上がる稜線歩きやったろうになあ。
12:32
避難小屋が見えてきました。
ここから少し登ると・・・
これが先述の食害調査のための柵。
親不知ノ頭を通り、さらに進むと・・・
12:45
大菩薩峠に到着です。
山小屋を抜けたあたりにトイレがあって、
そこで少し休憩。
ここから福ちゃん荘まではきれいに整備された道をひたすら下ります。
なるほど、初心者ならこっちから登るのもありですね。
13:26
富士見平まで下りてくると、平坦な道に。
名前の通り、ここからも富士山が見えるのかな?
古く寂れて営業してない山小屋があったり。
そこから間もなく・・・
13:29
福ちゃん荘に戻ってきました。
行きには見かけなかった「営業中」の電飾がピカピカ。
でも、相変わらず人気なし。
我々も足を止めず、そのまま下っていきました。
13:45
ロッヂ長兵衛が見えて、登山口へ。
帰ってきた!お疲れさん!
さすがに車は減ってましたね。
てことで、わずか3時間ちょいで帰ってきてしまいました。
返す返すも天気さえ良かったらなあ。
もっと印象の違う登山だったかもしれません。
てなわけで、帰る準備をして車に乗り込み、
下りも同じクネクネ道で山を下りました。
そして、道の駅甲斐大和にて遅すぎるお昼ご飯。
嫁と「うらじろ麺」なるものをシェアしてみました。
うらじろって何?と思ったら、
よく蕎麦のつなぎに使われるオヤマボクチの事だそうで。
ま、よもぎみたいなもの?
それをうどんに練りこんでる麺らしいです。
確かに若干よもぎみたいな味もしなくもなかったり。
ちなみこの道の駅ではかなりのうらじろ推しで、
うらじろ饅頭やうらじろドックなんかも売ってました。
さて、本来なら今日はどこかの山で山小屋泊の予定でした。
しかしそれもなくなったので、どこかで宿を取らなくてはなりません。
明日もこのあたりの山に登るオプションもなくはなかったので、
近くの町で宿を取るかと。
近辺の安い宿を調べ、結果甲府市内で泊まることにして早速移動しました。