高校の修学旅行でなぜか福島に来て、
なぜか登らされた磐梯山。
それ以来、37年ぶりに今日登ります。
その時は確かスキー場を登った記憶があるので、
恐らく猪苗代登山口から登ったんでしょう。
しかし、今回は最短で山頂まで行ける八方台登山口から登ります。
昨日までの悪天候はどこかへ去り、今日は朝から良い天気。
ホテルの朝ごはんを食べて、7時過ぎにチェックアウトし、
贅沢に高速を使って、登山口を目指しました。
高速を走ってると、目の前に磐梯山が見えてきました。
ワクワクしますなあ。
で、八方台登山口付近に来たのが8時半前。
最初に第2駐車場が出てくるのですが、
見えた瞬間、ああ早くも第2さえ埋まってるやんと。
これなら登山口直近の第1はもう満車やろなと、
一瞬でここに停めるべきと判断しました。
駐車場内に入ると、枠の定められたところはもう一杯。
そして、道路との境目にある柵沿いもあと数台停めれるだけ。
枠はないけど、柵沿いなら誰にも迷惑はかからないのでしょう。
すぐさま、そこに停めました。
あと5分10分来るのが遅かったら、
ここにも停めれてなかったでしょうね。
高速代をケチらないで正解でした。
それにしても、3連休最終日の日曜とはいえ、
ここまで駐車場戦争が激しいとはね。
やっぱり人気の登山口なんでしょう。
さて、今回は八方台登山口から山頂をピストンします。
山頂直下で少しコース別れしますけど。
8:41
準備をして、歩き始めました。
道路を登って、第1駐車場に向かいます。
8:45
第1駐車場に到着。
思ったよりも遠くなかったな。
ここで、山に登る前のトイレ休憩。
使いやすいトイレでしたよ。
これだけ一杯の第1駐車場で、まだ車を停めようと画策する人あり。
8:58
そんな輩を尻目に、さあ出発や!
最初は陽射しがきらめくブナ林を緩やかに登ります。
中ノ湯近くまで来ると、写真じゃ分かりにくいな、
温泉がボコボコ湧いてました。
いやあ活きてるなあ、磐梯山。
9:23
中ノ湯まで来ました。
朽ち果てた小屋があって、その昔湯治場だったそうです。
紅葉が少しずつ進んでいますね。
中ノ湯からは傾斜がキツくなってきました。
そして、視界が開けてきます。
桧原湖や吾妻山がきれいに見えますね。
10:15
分岐を右へ。帰りは左から来ますよ。
小屋が見えてきました。
まず、岡部小屋が出てきて、その奥に・・・
10:25
弘法清水小屋が出てきました。
どちらも宿泊はできない販売のみの小屋です。
弘法清水小屋の前の広場では多くの人が腰を下ろしてました。
我々も景色を眺めながらひと休憩。
それにしても、良い眺望ですな。
10:41
さあ、あとひと登りしますか。
最後のひと登りは急で狭い登り道。
下ってくる人とのすれ違いがかなり面倒で、
何度も何度も待ったり待たれたりしました。
そして・・・
11:05
35年ぶりの磐梯山山頂です。
風もなく日差しもキツくて、結構汗だくでした。
ちなみに、山頂の看板はなぜか少し下った場所にあります。
何ででしょう?
そして、ここでようやく猪苗代湖がお目見えしました。
やっぱりデカいね。
お湯を沸かして、お昼ご飯を食べました。
こういうところで食べると、何でも美味いわ。
それにしても、日差しがキツすぎる。
日焼け必至やな。
吾妻山や安達太良山が良く見えました。
いつか登りますよ。
11:50
さてと、下山しますか。
だいぶ雲が上がってきました。
12:10
下りも登り客とのすれ違いに苦労して、弘法清水へ。
お湯を沸かすためにわざわざ水を持って上がってきたんやけど、
ちゃんと美味しい水がありますやん。
ここからは登りと違って天狗岩方面へ。
テンポよく下って行って、
何となくYAMAPの地図を見たら、
まさか下りてはいけない道を下ってました。
この分岐をすっかり見落としてましたわ。
まあ1,2分戻っただけで済んだけど、
危うく別の登山口に下りてしまうところでした。
よう地図を見たこっちゃ。
お花畑越しの磐梯山。
時期が時期なら一面お花畑なんでしょうね。
磐梯山は表の顔を裏の顔が全然違う。
荒々しい裏磐梯の方が好きですけど。
13:23
中ノ湯まで戻ってきました。
朽ち果てた小屋に近づくと、
乳白色の温泉がボコボコ湧いてました。
もったいないなあ。
13:46
登山口まで戻ってきました。
でも、まだ終わりじゃない。
車道を下って・・・
13:56
第2駐車場まで帰ってきて、おつかれさま。
もうガラガラですやん。
表の端正な姿に比べて、山体崩壊で荒々しい裏の姿。
違う表情を見せる個性の山、磐梯山。
良い山でした。
さて、今晩は会津若松で飲むか。