前々からいつかはと思ってました。
白州のウイスキー工場に行ってみたいなあと。
てことで今回思い立って、前々日の晩に居酒屋で飲んでるときに、
有料1000円の白州蒸留所ツアーを予約。
ついでに天然水工場の見学も予約しておきました。
ただ、お酒を飲む以上は車で行くわけにはいきません。
そこで電車の時間をきっちり下調べ。
乗り継ぎの関係上、松本からは小淵沢まで特急あずさに乗ることにしました。
普通列車でも全然行けるんですけど、
電車の数が少なくて、小淵沢に着いてもシャトルバスまで1時間半も待つことになるのでね。
まあたまには特急の旅もいいかな。
まずは穂高駅の駐車場まで車で行き、
8時過ぎには松本駅に到着。
自由席だったのでどれくらいのお客さんがいるかヤキモキしましたが、
すぐに行ってみたけど、あずさの乗り場には人影なし。
心配して損したわ。
8時51分松本発のあずさ8号に乗り込む。
我々が乗った車両には数人しか客はいませんでした。
全然楽勝やん!と思ってたら、
駅に止まるごとにどんどん乗ってきて、
小淵沢で下りる頃には割と一杯になってました。
久しぶりのプチ列車旅。
良い感じでしたね。
ただ、車窓からの眺めが雲が多くて山が見れなかったのが残念。
9時36分、小淵沢駅到着。
なんかあっという間でした。
しばらく時間をつぶして、10時のシャトルバスに乗り込みました。
着くなり受付すませて、森の中を歩いていきました。
集合場所のウイスキー博物館に入って、10時半に見学スタート。
まずは徒歩で醸造・蒸留棟へ。
発酵エリアではバカでかい木の桶がたくさん。
我々の足下のさらに下まで続く大きな木桶です。
蒸留に使われるポットスチルがたくさん並んでます。
いろんな形があって不思議でしたが、
たとえば真ん中でくびれたりしてると、
そこで蒸気が滞留してまた味わいが変わってくるのだとか。
次はバスで貯蔵庫へ。
貯蔵庫に一歩足を踏み入れた瞬間、ウイスキーの香りがガツンときました。
これはすごいわ。
ウイスキーが苦手な人はちょっとヤバいかも。
さらに進むと数え切れないほどの樽が置かれてました。
こんな感じで熟成させてるんですねえ。
左と右の樽、中のウイスキーの量が違いますね。
数年熟成させるうちに蒸発して量が減るそうです。
これを「天使の分け前」と呼んでるそうで。
昔の人は「天使に分け前を少しあげてるからこそ、美味しいウイスキーができるんだ」
なんて考えてたそうですね。
さあそして、お待ちかねのテイスティングタイムです!
まずは一番左のホワイトオーク樽原酒をいただきました。
これはなかなかガツンと来る味わいです。
次にライトリーピーテッド原酒を。
これは名前の通り、ピートが軽い感じでした。
このような原酒をブレンドして我々が普通飲むウイスキーができあがるんですねえ。
そして本命の白州をいただきました。
なるほど~よう分からんな(笑)
いやあもうなんかちょっと酔ってきましたわ。
でも、やっぱり角瓶とはひと味違うような気がしました。
で、一番その違いが分かったのが、
最後にハイボールを作った時。
ガイドのお兄さんの言うがままに作ってみたら、
これが美味いのなんの!
今までのハイボールは何やってんやろ?と思うくらいでした。
いやあ、すごいすごい。
これにて蒸留所ツアーは終了。
来た甲斐がありましたね。
またウイスキー博物館に戻り、
今度は13時15分の天然水ツアーに入りました。
バスで工場へと向かいます。
工場では製造から箱詰めまでのライン工程が見学できます。
ま、それだけですけど。
さあ試飲タイム。
天然水の他、フレーバー飲料や炭酸水なんかを試飲できました。
うん、美味しかったですよ。
てことで、白州を後にして、
小淵沢から各駅列車で帰ったのでした。
ふふふ、思わず買ってしまいましたよ。
嫁が去年の誕生日プレゼント代わりにすると言ってくれてね。
大阪に戻ったら飲んでみるとするか!