2022 142nd game@横浜 vs De

仕事中に訃報を聞いた時はそら驚いたけど、

自分でもビックリするほど悲しみが湧いてこなかったのは、

それほど遠くない未来にこういう時が来るのが分かってたからかな。

 

中学生の頃からずっと見てきた。

引退試合を東京ドームまで見に行った。

それからもずっと気になる存在だった。

オレの中では、ババよりもイノキやった。

 

とうとういなくなってもうたわ。

寂しくなるなあ。

 

 

 

 

142試合目。

そして、今年で一番負けたらアカン試合が始まる。

先発は戸郷。

CS進出のためにも、自らの最多勝のためにも、

ほんま今日は頼む。

 

 

初回、戸郷はトントンとツーアウトを取ってな。

飛ばしてるのか、良い立ち上がりやと思ってたら、

3番佐野にまともにいった直球を、

まともにライトスタンドに運ばれてな。

ああ、先制されてもうたか。

 

動揺したか、戸郷はその後もピンチを背負ったけど、

そこをなんとかしのぐと、

2回裏はランナーを背負って切り抜け、

3回裏はクリーンアップを三者凡退に。

ようやく落ち着いてきたかな。

 

 

で、DeNAの先発は今永や。

こないだはホームラン攻勢で攻略できたけど、

連続して打ち崩せるピッチャーとは思えん。

実際、巨人打線は3回まで9人で抑えられてな。

4回表、坂本の2塁打で初めてのチャンスも後が続かへん。

今永を攻略できないまま、5回終わって0-1で前半終了や。

 

6回表、先頭の戸郷に代打増田陸。

戸郷の球数がいってたというよりも、

とにかく追いつかないと話にならへんから代えたんやろな。

戸郷の最多勝も夢に終わったけど、

それでも、この回も巨人打線はしっかり今永に抑えられたわ。

 

 

0-1のまま、試合は終盤へ。

7回表は岡本のヒットと四球で2死1,2塁とするも、

ウォーカーが中飛に倒れる。

あと2イニング。

 

8回表、規定投球回数に達した今永がマウンドを降りて、

投手が代わるも、大城に代打重信、吉川が倒れ、

さあ、あと1イニング。切羽詰まってきたで。

 

 

8回裏、高梨が連打に死球で無死満塁のピンチに。

負けられへん巨人はここで大勢をマウンドへ送る。

代打藤田を三球三振に。

楠本を空振り三振に。

そして、嶺井も空振り三振に。

今年の巨人の主役は紛れもなく、ルーキー大勢やった。

 

最終回、DeNA山崎相手に坂本がヒットで代走増田大。

続く丸が歩いて、無死1,2塁と最後のチャンス。

しかし、中田が良い当たりの左飛。

そして、岡本の当たりは三ゴロの併殺。

6月くらいからずっと不調のままの岡本凡打で、

2022年は万事休す。ああ、終わったなあ。

 

 

その後のサタステで猪木の足跡映像を見る。

色んな意味で喪失感がハンパないわ。

猪木、そしてCS進出・・・。

なんか心が空っぽになってもうた。

夜を徹して、吞むしかない。

 

 

 

 

De1-0G