2024道東山旅 初日 ー雌阿寒岳を登るー

5年ぶりに北海道へ山旅に出かけました。

今回は4泊5日で道東の雌阿寒岳斜里岳羅臼岳の三山を登る予定。

ただなあ、台風が来てるし天気予報もずっと悪いので、

どこまで登れるかなあと。

 

 

てことで、家を5時半に出発し、伊丹空港には7時半に着きました。

 

久しぶりの伊丹空港は荷物預けさえ自動になってましたねえ。

 

コンビニで朝ごはんを買って食べ、

8時40分、女満別空港に向けて飛び立ちました。

 

女満別空港には定刻通り10時45分に到着。

外はどんより曇り空でした。

 

荷物を引き取って、レンタカー屋さんで車を借りました。

今回の相棒はスズキのソリオ。

Bluetoothスマホと連動させて音楽を聴きつつ、いざ出発!

途中のコンビニで登山用に着替えて、

コンビニおにぎりを食べながら、R240をひたすら南下しました。

 

雌阿寒温泉の登山口駐車場に到着。

ここまで抜かりなく来たのになあ。

着いたのがちょうど13時。

自分の中では12時かせめて12時半には着けるかと思ってたのに。

やっぱ北海道はでっかいどう。

 

さて、雌阿寒温泉コースの所要時間は早くても3時間半。

まあ4時間を見とくべき。

てことは下山は17時と遅くなってしまいます。

しかも、今は降ってませんがここまでの道中で雨に降られ、

雌阿寒岳山頂には雲がかかってました。

いやあ、登るべきか登らざるべきか・・・。

 

よし、登ろう!せっかく来たんやし。

準備をして、すぐに出発しました。

 

 

今回のルートはこんな感じ。

雌阿寒温泉コースピストンで。

時間があればオンネトーに下りたいとこなんやけどね。

 

駐車場から少し道路を歩いて、登山口。

さあ、行こう!

 

最初は針葉樹の森を進みます。

 

ゴゼンタチバナの真っ赤な実。

 

いい目安になります。

 

やっと花を見つけました。シラタマノキ。

 

4合目まで登ってきて、視界が広がりました。

風が心地いい、ていうか少し肌寒い感じ。

天然のクーラーです。

 

火山らしくなってきた。

 

眼下にはオンネトー

 

6合目、かなり傾斜がキツくなってきました。

この辺でやったかなあ。

下りてきた若者2人組に声をかけられました。

実はスマホを拾って、ケースの中には外人さん名前のIDカード

ここまですれ違った外人さんはカップル1組と親子1組。

そのどちらかの物だと思うので、山頂行くまでに会ったら渡してとの事。

まかせとけ!とスマホを受け取って、先に進みました。

 

あの上がゴール?

 

モヤの中に入ってきて何も見えねえ。

で、ここを登り詰めたところに外人のおっさんが座ってました。

「ジャパニーズOK?」「スコシダケ」

そして、スマホを見せたら「ムスコノモノデース!」

手渡して先に進んでたら、

スマホを探し回ってたらしい背の高い息子さんに、

「アリガトー!」と手を振られました。

よし、責任を果たせましたね。

 

さあ、火口まで上がってきました。

でも何も見えんし、風は強いし、雨混じりやし。

おまけに火口の方からシューシュー聞こえてきて、なんか不気味。

 

15:02

2時間弱で山頂到着です。

何も見えんし、寒いし、時間もないので、

すぐに下山にかかりました。

 

これ、左側は相当崖みたい。

落ちたら一巻の終わりやね。

 

メアカンフスマが残ってた!

 

キラキラ光るオンネトーを見ながら下りました。

静かすぎて、耳の奥がキーンと鳴ってます。

 

針葉樹の森に戻って、親子のシカ2頭を発見。

お構いなしの親とは対照的に、子供はこっちが気になる様子でした。

そういや、車を走らせてる時も道路を歩くキツネを見たし、

なんか北海道って感じやね。

 

16:54

はああ、無事に駐車場に戻ってきました。

それにしても、外人さん多かったなあ。

なんでやろ?

 

てことで、とっとと撤収して車で北見市へ。

 

 

今日明日とここで2泊です。

さあ、シャワーを浴びて呑みに出るか!