十勝岳リベンジ!

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さあ、今日も元気に山に登りますか。

天気も大幅に崩れることはなさそうやし。

 

5時半に起きて、6時過ぎには出発。

R237で美瑛方面へ向かいました。

 

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正面に十勝岳方面の山々が見えてきます。

それにしても、今回北海道の道を運転してて思ったのが、

マナーの悪いドライバーが多いなあと。

特に前が遅いからと追い越しかける連中がねえ、

前方がカーブで見通しが悪かろうが、

対向車が来ていようが、おかまいなく追い越しをかけていきます。

で、走行車線に戻る時も狭い車間をこじ開けて無理に戻る。

今日も道中危険と思うシーンが何度かありましたね。

ま、こういうのが北海道では普通なんやろか。

 

 

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7時20分には望岳台の駐車場に着きました。

いや、8年ぶりに戻ってきたと言うべきか。

実は8年前の北海道旅行の時、

ついでに一つ山を登ろうとしたのがこの十勝岳でした。

その時もここ望岳台から登り始めたのですが、

途中で濃霧に巻き込まれ、視界がほとんど利かなくなってね。

そこで登頂を断念した苦い経験があるのでした。

だから今回こそはぜひとも登ってやるぞ!

 

 

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ルートはシンプルで望岳台から山頂までピストン。

下山は美瑛岳経由も考えたけど、

連日の登山やし、しんどいやろうから却下しました

 

 

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7:39

準備をすませて出発しました。 

山頂付近はモヤの中で少ししか見えませんでした。

 

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この花がたくさん咲いていましたが、なんでしょうかね?

 

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8:07

吹上温泉との分岐。

この辺までは坂の傾斜もゆるく、

周りをキョロキョロしながら、今日も何か動物と出会わへんかなあと。

そんな余裕もありました。

 

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しかし、ここから急になっていきます。

ただ、昨日みたいに風がないのが幸いでした。

逆に無さすぎて暑いくらい。
 

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8:35

十勝岳避難小屋。

前回もこれを越えた記憶はあるんですよねえ。

 

 

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今回見た小動物は残念ながらコイツだけ。

なんていう鳥なんでしょうかね。

とにかく警戒心がなくて、近づいても全然逃げへんかったなあ。

 

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このまままっすぐ直登させられるのかと思ったら、

こんなガレ場に迂回させられました。

実は直登する前十勝コースは立ち入り禁止になってるようで。

 

で、この辺りで初めて登山客とすれ違いました。

そのおっちゃんと少しばかり立ち話をしたんですが、

下から十勝岳を見上げたときに見えた山頂付近のモヤ、

あれ実は噴煙だったみたいでね。

しかもそれが登山道にも流れてきてて、

そこではちょっとノドがイガイガしてくるから注意してくださいとのこと。

 

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確かに少しの間でしたが咳が出ることもありました。

ま、それほどキツい感じはなかったけど。

 

ただね、この辺りから急に強い風が吹き始めました。

昨日と一緒で寒いの何の。

で、見渡す限り風をしのげる場所は、

写真奥に見える岩陰しかありません。

そこで荷物を置いて風をしのぎながらカッパを着ました。

今日はもう寒さを我慢しませんよ。

 

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それにしてもな急登がひたすら続きます。

ここを登り詰めたら稜線に出るのか・・・

 

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と思いきや、今度は黒い石ゴロゴロのつづら折り。

どこまで続くんやろ・・・。

 

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9:36

ようやく登り詰めて摺鉢火口が見えてきました。

避難小屋からひたすら急登で1時間。

あれ?たった1時間か。もっと登ってた感あったなあ。

 

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火山灰の積もる平坦な道を進みます。

それにしても、この荒涼な景色すごいな。

別の惑星に来たみたい。

 

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左に摺鉢火口。

 

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右にグラウンド火口を見ながら進みます。

 

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さあ、山頂が手に取るように見えてきました。

もう少しなんですが・・・

 

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ここからの登山道の角度がエグい。

 

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上を見ずに一歩一歩。

 

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あともうひと登り!

 

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10:27

望岳台から3時間弱で2077m十勝岳山頂に到着です。

よっしゃあ、リベンジ果たしたぞ!

 

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北を見れば美瑛岳と、その向こうに昨日登った大雪山系

 

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南を見れば富良野岳と、その向こうは夕張山地でしょうか。

 

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西を見れば美瑛の美しい風景が一望できます。

 

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それにしても、よく吹き出しとるなあ。

地球は生きてますわ。

 

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山頂の大岩で風をしのぎつつお昼ご飯。

どん兵衛おにぎりって北海道限定なん?

なかなか濃い味付けで美味かった。

 

 

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10:56

30分ほど昼ご飯休憩して、下山にかかりました。

 

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山頂付近の急な坂をサクサク下り、火口たちともさようなら。

 

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行きは辛かっただけの急登をガンガン下ってやりました。

この辺りで強風は収まってきました。

それを証拠に上を見上げれば、噴煙が真上に上がってました。

なので、帰りはガス臭いこともなし。

 

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12:17

避難小屋まで戻ってきました。

 

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望岳台近くまで戻ったら、観光客だらけ。

外人さんも多かったな。

そして山頂付近はやっぱりガスに覆われてます。

 

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13:09

駐車場に戻ってきました。

行って帰ってちょうど5時間半かあ。

さすがに連日の登山で疲れたけど、

とりあえず今回の北海道山旅のメインを予定通りに無事終えて、

言うことなしですわ。

 

 

のんびり片づけて、望岳台を後にしました。

ついでなんでこの後、近くの観光地にも寄ってみる。

 

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白ひげの滝。

もうこんなところから川がコバルトブルーなんやねえ。

 

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そして有名な青い池。

8年前にも来たけど、すっかり駐車場が整備されてましたね。

まだ料金取らんだけましか。

まあきれいのはきれいんやけど、人多すぎ。

 

 

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道の駅でとうきびモナカを食べた後は・・・

 

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行きにR237沿いで見つけてたスーパー銭湯で汗を流しました。

ホテルのユニットバスが続くのもしんどいのでね。

のんびりできましたわ。