福岡マラソン2024 当日

朝は5時20分に起床。

例によってコンビニおにぎり3つと豚汁を食べる。

体温を計ったら36度6分とやっぱり微熱。

でも、せっかく福岡まで来たんやから、走らない選択肢はありませんでした。

 

6時50分にホテルを出て、歩いて会場へ。

徒歩10分ちょいで会場に着きました。

 

アクロス福岡という建物の中で走る準備を整える。

こういう立派な施設内を使えるのは嬉しいね。

 

軽くストレッチをして荷物預け。そして指定のEブロックへ。

場内にマップが無いので、ボランティアの人に場所を聞きました。

喉が渇いたのでついでに給水所の場所も尋ねたら、

「こっちにはなく、A~Dブロックの方にあります」とのこと。

あれえ?そうやったっけ?

行こうとしたけど、大きな道を横切るのが面倒でやめました。

でも、後から案内マップ見たら荷物預けの並びにあるやん!

 

その後、最後にトイレに行こうかとEブロックの横のトイレの列に並ぶ。

が、これが時間かかってね。

他のトイレは空いてたとこもあったけど、ここは大行列。

ブロック整列閉鎖の数分前にようやく間に合って滑り込みました。

でも、まだまだトイレ待ちの人はたくさんいたなあ。

 

 

ちなみに、福岡マラソンのコースレイアウトはこんな感じ。

九州大学のところに折り返しがあるだけのワンウェイ。

その九大のところに結構な上り下りがあるみたいで、

しんどい30km以降にも坂がチラホラあるようですが、

あとはほぼ平坦で走りやすそう。

ただね、体調も体調やし、

さらに10日ほど前には転倒してヒザを打撲。

なので、とりあえず欲張らずに完走だけ目指して、

最初は体の状態を見ながらゆっくり走ろうかなと。

 

 

スタートセレモニーが始まってるようですが、何も聞こえん。

 

8時20分、スタート!

もちろんですが、全然進みません。

 

5分ほど経って、ようやくスタートゲートに。

さあ、行こう!

 

誰かは分かりません。偉いさんでしょうね。

てなわけで、序盤は嫁と並んでのんびり走ってました。

 

5km手前で福岡ドームが見えてきます。

ここまで嫁ペースのキロ6分前後で走ってましたが、

そんなペースでも前に遅いランナーがいっぱいいてね。

ただ、とにかく道が狭くて抜くに抜けません。

例によって、なんでこんな遅いランナーが前のブロックに??って人が多すぎ。

そのうちに4時間半のペーサーにまで抜かれてしまいました。

ペーサーが引き連れる大集団が面倒なので先に行かせたけど、

ちょっとペーサーのペース速くない?

 

5km通過。

ここまでのラップが・・・

 

6:20

6:14

6:03

5:58

5:50

 

とりあえず並走してる嫁の状態を聞きながら、

キロ6分ペースで行こうかと。

嫁がしんどいなら落とすし、大丈夫なら上げるって感じでした。

 

ま、上げるにしても混雑しすぎて上げれないんですけどね。

それにしても、福岡ドームを過ぎてからというもの、

ランドマーク的な、知ってる建物もなくてただ街中を走ってるだけ。

沿道の応援は多くて嬉しい限りなんやけど、少し退屈ではありました。

 

10km通過。

5kmから10kmまでのラップが・・・

 

6:02

5:49

5:57

5:50

5:49

 

日差しがない分はマシやけど、気温は20度超えしてるはず。

湿気も感じて序盤から汗が流れてきたので、

しっかり給水は取って行きました。

水とポカリがありましたね。

 

みんな海に向かって感謝してます。

 

そう、ヨットからも良い応援がありましたね。

 

15km通過。

10kmから15kmまでのラップが・・・

 

6:00

5:46

5:49

5:52

5:53

 

4時間半のペーサーも抜きました。

微熱状態の体も悪くはない。

ただ少し、腰が痛いだけ。

 

さあ、こっから給食開始。

16km過ぎではこれを。

 

18km過ぎではこれを。

博多の土産物ですかね。

 

さあ、九州大学キャンパスへの折り返し急坂登場。

でもね、遅いペースで走ってるので全然楽勝でした。

それにしても、九大キャンパス新しくてめちゃめちゃ立派やね。

 

で、登ってる時に4時間のペーサーとすれ違う。

中間点まで2時間ちょいで行って、

後半上げたらまだ4時間切れるかなあと。

そんな事を考えれるくらい状態は悪くなかったんですよねえ。

 

折り返して20km。

15kmから20kmまでのラップが・・・

 

6:18

6:09

5:57

6:04

6:07

 

やっぱエイドに寄って食べてたりしたら、時間かかってますね。

ま、今日はこれでいいんやけど。

 

そして、中間点で確か2時間7分くらいやったかな。

よし、こっから嫁を置いてペースを上げて、

サブ4狙ってやるか!・・・くらいの元気はまだまだありました。

 

このあとのエイドではトマトを丸かじり。

美味かったなあ。

他の給食は食べずに、取ってポッケに入れていきました。

 

この辺でやったかなあ。

応援してくれてたおばちゃんが、

「応援してる方もキツいっとよ!」

思わず笑ってもうたわ。そりゃそうですよね。感謝感謝。

 

25km通過。

20kmから25kmまでのラップが・・・

 

5:52

5:48

6:50

6:02

5:54

 

真ん中のラップが遅いのは、確か嫁待ちやったような。

この期に及んで、まだこっからスパートしたらサブ4いけるかなあとか、

ペースが遅いのでまだまだ余力十分でした。

ただ、珍しく右脚の腸脛靭帯が痛くなってきてね。

斜めってる道が多かったからでしょうか?

なのでサブ4は狙わずに、もうこのペースで行こうかなと。

 

25km過ぎてすぐに出てきた牧のうどん。

美味かったです!

 

糸島に近づいてきて海岸沿いを走る。

応援も少なくなってきたけど、景色は良いねえ。

ただ、道が狭い。

一度、嫁がパイロンにつまづきかけたことも。

 

30km通過。

25kmから30kmまでのラップが・・・

 

6:58

6:08

5:54

6:01

6:50

 

25km過ぎでうどん、30km前でサラダチキンとぜんざいを食べる。

その分かかってるねえ。

タイムはもういいわ。

とにかく楽しく走って終わろう。

 

32km過ぎではチロリアン。これはポッケに入れてっと。

34km過ぎでは出汁スープが体にしみました。

で、この辺やったかなあ。

小学生の男の子に頭から水をぶっかけてもらいました。

気温が高いからか、足がつってる人も多く見かけましたね。

 

35km通過。

30kmから35kmまでのラップが・・・

 

6:07

6:50

6:30

6:01

6:32

 

給水給食がある度に時間かかってますね。

でも、嫁に声掛けで鼓舞して、基本キロ6分で走れてます。

微妙なアップダウンもあったけど、それも全然問題なし。

ただね、自分もさすがに疲れてきました。

なんかね、心臓も痛いような。

ま、気のせいでしょうけど。

4時間半のペーサーにも再度抜かれてしまいました。

 

そういや、この辺やったかな。

若い兄ちゃんが「とにかく笑えよ!」って、

オーバーアクションで絶叫してましたね。

思わず大声で笑ってもうて、「おまえ、おもろいな!」って返してあげました。

 

40km通過。

35kmから40kmまでのラップが・・・

 

6:05

7:51

6:02

6:17

6:21

 

36km過ぎで食べたみかんがめっちゃ美味しくて、

ついつい歩いて食べてしまいましたね。

あとは、登り坂での嫁待ちで待機した分、ペースも遅くなってきたし、

何より、ラスト5kmになって、

ここまで楽勝やった自分の体がとうとう辛さを感じるように。

いやあ、あれやね。

ペースが速かろうが遅かろうが、やっぱラスト5kmはしんどいなあ。

 

40km以降のラップが・・・

 

6:25

6:27

 

こんなペースやのに、最後はバテバテで全く進まなくなったのは、

やっぱり体調のせいですかねえ。

そして、嫁と二人並んでバンザイしてゴール!

ま、たまにはこういうゴールもいいでしょ。

 

タイムは4:27:44。

ネットタイムだと4:22:57。

酷い結果やけど、この体調なら完走できただけでも良しとしよう。

 

 

タオルやメダルをいただいて、

すぐに嫁と別れて、預けてた荷物を引き取りに行きました。

そのまま隣の更衣室に行ったんやけどね、

男子の更衣室はいわゆる運動会で主賓のために使われるようなテントの中。

少し中をのぞいたら、もうぎゅうぎゅうでとてもとてもって感じに見えたので、

荷物引き取りのテントの横にシートを引いて着替えようかと。

女子はちゃんとした建物が更衣室やのに、男子のこの扱いは酷いね。

 

で、着替えてたら急に雨が降って来て。

最初は構わず着替えようと思ってたんやけど、

どんどん雨脚が強くなってきたので、

さすがにこれはアカンと荷物をまとめて移動することに。

 

しかし、雨をしのげるところはどこも埋まってました。

彷徨って、道路を渡って、

屋根があるところを見つけました。

後からマップみたらおもてなしゾーンでした。

九死に一生を得たような思いでシートを引いて座り込み、

着替えを済ませました。

いやあ、ほんと助かった。

 

この後、嫁と合流して、またおもてなしゾーンに戻ると、

ちょうどぜんざいとおにぎりのふるまいがあったので、

それをいただきました。

正直、レース後のおもてなしが何かって何も発表なかったですよね?

我々はほんとたまたまそこに居合わせて、運良くいただけましたけど、

知らないランナーもたくさんいたのでは?

 

 

その後もノンアルのスーパードライなんかもいただけました。

その列に並んでる間も雨脚はおさまりません。

雨が降る前に帰れるだろうと高をくくってた我々は、

傘を持って来てないので、

その代わりにホテルから持ってきたバスタオルを頭からかぶってました。

 

で、こんな天候やからとっとと帰ろうかと。

今回この福岡マラソンを走る上で、

帰路がなかなか辛いらしいと口コミで知ってたので、

当選入金してすぐに有料シャトルバスのチケットを購入しました。

1人1500円かかるけど、フルを走った後やし、

ゆっくり座って帰れるならと即決しました。

 

そのチケットを持って、有料シャトルバス乗り場に向かおうとしたのですが、

相変わらず場内に案内マップが見当たらず、場所が分かりません。

近くに場内整理のおっちゃんがいたので聞いてみたら、

「無料のバス乗り場は分かりますが、有料のはちょっと・・・。」

あ、そうですか。そんなもんですか。

 

リュックの中には案内も持ってきたのですが、

この雨の中では開けることも憚られて、

結局ボランティアさんを探して聞き出し、ようやく向かいました。

 

向かったのですが、たどり着いたのは大行列の最後方。

ま、しゃあないね。我慢して並びましょう。

ちなみにシャトルバスに乗る人対象の抽選会があって、

行列に並ぶ前に行ってみました。

バスチケットの整理番号で抽選されるんですが、

掲示板にあった番号が、なんと自分の番号の次の数でね。

いやあ、1違いで福岡産の品物をゲットできひんかったわ。

 

ひたすら、並んでました。

川向うにも行列ができてて、あれは無料バスの列かと思いきや、

我々が並んでる列があそこに繋がってるのを知って軽く気を失いかけました。

雨は降り続いてます。肌寒いです。

 

30分以上経って、ようやくその川向うにたどり着きました。

バスは何台も来てるんです。

バスのキャパ分の人数を数えて、

出発はいつでもええから、とにかく来てるバスに乗り込ませてほしい。

ずっとそうボヤキながら列に並んでました。

それでも、乗り込めるのは先頭のバスだけでしたね。

 

雨の中、並び始めてから45分。

ようやくバスに乗り込むことができました。

いやあ、バスタオルを持って来てなかったら、正直地獄絵巻。

 

バスに乗り込んで、とりあえず馬券だけ買って、

速攻眠りにつきました。疲れてたんやねえ。

そして、出発してから小一時間くらいかかったかな。

天神に到着して、我々はそこでバスを降りました。

朝に行ったアクロス福岡でトイレを済ませ、

またバスタオルをかぶってホテルへ、固まった足を引きずって帰りました。

 

シャワーを浴びてサッパリ。

ラソンでの脱水なのか、バス待ちで冷えたのか、

体温計ったら、37度8分まで上がってましたね。

 

今回の戦利品。

メロンパンは大阪に帰った翌朝の朝ごはんに、

お菓子系も日々少しずついただきました。

 

 

福岡マラソン、悪くなかったと思います。

市街地での応援の多さは他に引けを取らないし、

コースもほぼフラットで、九大の坂や後半のアップダウンも良いアクセント。

給食も福岡の物が多く並んで、地方色出てたし、

ボランティアの子供たちの声援にもずいぶん助けられました。

 

だからね、マラソン以外の準備の悪さについつい目がいってしまうんですよ。

その最たるものが帰りのバスの一件でしょうよ。

お金取ってあれかいなと。

ランネットの口コミでも大勢の人が書いてますでの、

ここではこれ以上言及しませんけど。

 

周回コースにした方がとか、糸島出発にしたらとか聞きますが、

コースはこれでいいんちゃうかなと思います。

都会から自然へのワンウェイは魅力たっぷりです。

だからこそ、帰りのアクセスを何とかしてほしいですねえ。

 

まあでも、他府県から来たランナーにとって、

福岡マラソンの一番の魅力はアフターの飲食だと思いますけどね。

さあ、熱はあるけど飲みに行きますか!

 

www.f-marathon.jp