今年も決勝が平日の火曜日だったので、
去年に続いて準決勝を見てきました。
風も強くめちゃめちゃ寒かったので、
入り口近くで地元の青年部か何かが無料で提供してた豚汁の美味いこと。
ごちそうさまでした!
さて、去年からのラグビーブームで一昨日のベスト8もすごい客でした。
なので、いつもより30分早く来てみたら、
そこそこ良い席に座れました。
ただ、そこから1時間半待ちましたけど。
御所はAシードらしく順当に勝ち上がってきました。
そして何よりディフェンスが素晴らしく、
ここまで相手にトライを許してません。
それに対し常翔学園は、
ベスト8でAシードの京都成章を試合終了間際の逆転トライで破り、
勝ち上がってきたという勢いがあります。
その勢いがどこまで御所の守備を突き破るかが焦点でした。
12時45分、キックオフ。
風下の常翔が先制すれば面白い展開になるなあと思ってたのに、
前半8分、先制したのは御所でした。
前半13分にも御所は15石岡の巧みなランから11安田に渡してトライ。
さらにリードを広げます。
一方の常翔は御所のディフェンスに攻め手がありません。
ミスや反則が多かったのも、それだけ御所の守備の圧力が強かったのでしょう。
そして前半22分には蹴ろうとしたボールを落としてしまい、
それを御所にさらわれてそのままトライ。
19-0と御所の一方的なリードで前半を終わります。
それでも、後半に入って常翔が先に1つでもトライを返せれば、
まだ試合は分からないかなと思ってたのですが、
始まって早々に御所の11安田が独走トライで万事休す。
会場からはため息が漏れました。
常翔は後半15分に1本返しましたが、それが精一杯。
結局、26-7で御所が常翔を破りました。
ま、順当でしたね。
2試合目は神奈川の桐蔭学園と東福岡の対戦。
桐蔭学園はベスト8で大阪桐蔭を下し、去年の雪辱を果たすなど、
優勝候補筆頭らしい戦いで勝ち上がってきました。
一方のヒガシも強豪らしく安定した戦いっぷり。
こちらも桐蔭の堅いディフェンスをヒガシがどう突き破っていくのかが見所でした。
14時半、キックオフ。
試合は意外な形で動きました。
前半5分、パスをつなぐヒガシの球を桐蔭の11番がインターセプト。
そのままトライして、桐蔭が先制しました。
その勢いのままに前半16分にも桐蔭がトライ。
ヒガシも前半21分に1本返すのですが、
終了間際でディフェンスが粘れず、桐蔭フォワードに押し込まれて、
21-7と桐蔭リードで前半終了。
後半も桐蔭ディフェンスに圧倒されるヒガシ。
ブレイクダウンで何度も桐蔭にボールを奪われ、
ミスや反則も多かった。
周りからはこんなヒガシ見たことないって声も挙がるほどでした。
結局、後半終了間際に桐蔭10キャプテン伊藤が、
ドロップゴールとか決めちゃって、
桐蔭が34-7と圧勝でヒガシを下しました。
桐蔭はこのキャプテン伊藤の的確なプレイと、
あと13渡辺の切れの良い走りが目立ちましたね。
てなわけで、最後はブルブル震えながらの観戦でした。
2試合とも同じような展開で試合的には盛り上がらなかったかな。
そして、決勝は互いにディフェンスが持ち味の2校の対戦になりました。
総合力では桐蔭に分があるかなあと思いますが、
関西人としては御所に初優勝を決めてもらいたいですな。