15年ぶり3回目の栂池。
前回は2度目にして人生最後のスノーボードをし、
豪快にリフトを止めまくった苦い思い出があるゲレンデです。
本当は八方尾根に行く予定でしたが、
一昨日の30km走で脚に張りがあり、
キツい八方尾根よりも緩斜面の多い栂池でチンタラ滑るかと。
完全に日和ってしまいました。
で、信州もリフト券の割引をしていたので、
昨日のうちに1日券をネットでゲット。
普通に半日券を買うよりも安いんやけど、それでもいい値段しますな。
てことで、道中はまずまず良い天気そうだったのに、
八方や岩岳を過ぎたあたりから雪が降り始めて、
7時45分頃、栂池の中央駐車場に着いた時には結構な雪。
今日の白馬界隈の天候は回復傾向だと予報では言ってたのに、
やっぱり北の方にある栂池は回復が遅いんだろうか・・・。
準備をした後、リフト券売り場へ。
しかしこれが、なかなかの行列ができててね。
しかも、ここでも半分以上が外人客・・・。
円安で外人客が来やすい状況ではあるにしても、
ここまで多いとはなあ。
むしろ、コロナ前よりも多い印象ですわ。
てことで、リフト券を手に入れるのに10分、
ゴンドラ乗り場に行って、またまた行列に並んで20分、
やっとさっとこゴンドラに乗りこんで、揺られること20分・・・。
滑り始めた時には、もう9時になろうとしてました。
栂池のコースレイアウトはこんな感じ。
下部はガチガチの緩斜面で、その上には中級向けの斜面がいくつか揃ってます。
あと、ゴンドラを降りてすぐのところにDBDなるパウダーゾーンがありましたが、
メンバー限定の看板があって、外人はこぞってゲートをくぐってました。
後から調べたら、レクチャーを受講した者のみのエリアみたいで。
別料金が要るわけではなさそうでした。
てことで、手始めにハンの木ゲレンデを1本ぶっ飛ばす。
ロングで斜度に変化がある良いコースでした。
昨晩の降雪は期待したよりも少なく、
それでも気温が低いので、先日のアライの時よりも雪は軽かった。
それにしても、今日の雪雲は山の中腹にかかってるため、
雲を抜けた上部では晴れ間が広がり、
その中腹はガスってて視界が効かず、
下部は雪がチラついたり、青空が顔をのぞかせたりと、
なんか変な感じでした。
最上部の栂の森ゲレンデは短いながらも適度な斜度で気持ちよく、
脇を滑れば新雪を蹴散らしながら滑れました。
そして、何より栂池で秀逸なのはこのチャンピオンゲレンデでしょう。
開放感のある幅広な一枚バーン。
距離も斜度も適度で、これ以上でもこれ以下でも楽しくない。
思わず3本も滑ってしまいました。
最後に有名な鐘の鳴る丘ゲレンデ。
先述の通り、ここでボードをしてリフトを止めまくった思い出の地です。
でもね、超ワイドで見事な緩斜面はまさに初心者にはピッタリで、
同じスキー場内ですけど、まるでここだけ完全に独立したゲレンデみたいです。
こんなところを滑るわけがない外人客が多かったせいで、
逆に今日は人がまばらな初心者パラダイスになってました。
クローズだった馬の背以外はほとんど滑って回って、
その後もハンの木近辺を滑ってましたが、
いかんせん中級者向けのコースが数少なくて飽きてきて、
さらに、昨晩の飲み過ぎも祟ってしんどくなって、
12時半頃にはもう終了するかと。
最後の最後で、最上部から白馬三山が顔を出してくれました。
そこから栂の森、御殿場、ハンの木、丸山、からまつと一気に下って、
これで試合終了、お疲れさまでした。
多様なコースが揃う栂池ですけど、
やっぱりどっちかというと初心者寄りのゲレンデかな。
コース数の多さやロングコースを誇るスキー場があるだけに、
同じくらいの料金設定なら今後もちょっと足が向かないかなあと思いました。
てことで、片付けて昼ご飯に向かいました。
今日のランチはおたり名産館で蕎麦だと決めてたので、
わざわざ帰りと逆方向に向かったのに、
行ってみたら、蕎麦売り切れの看板が。
やむを得ず、R148を南へ下ってたら、
別にチェックしてた蕎麦屋さんがあったので、入ってみることに。
利根川蕎麦店
初めてですが、とりあえず入ってみました。
店内の席はなんとこたつでした。
凍えた体にこれは嬉しい限り!
もりそば900円也。
細切りながらコシもある。
盛りが少な目なのがマイナスポイント。
ツユは濃いめでオレ好みだけど、一本調子な味。
そして何より特徴的だったのが、店員さんの一言。
「わさびは用意してませんので、七味で食べてください」
わさびの出ない蕎麦屋さんは初めてかも?
でも、否定的に思ってる訳じゃなくて、
七味でも十分美味しかったです。
箸休めのひたし豆も良い味でした。
ただ、この値段でこの盛りはリピートなしかな。
なんせ盛りの良さがオレの最大評価点なので。
ていうか、白馬界隈は観光地なのでこういう値段設定なんでしょうかね。