イヤな負け方が2試合続いて、今年初の連敗を喫した。
そして、今日の先発は・・・
新外国人シューメーカー登場。
35歳と少し年は食ってるけど、
何とか流れを変えるピッチングをしてほしいとこや。
と、期待を持って中継を見てたら、
初回、先頭塩見への初球ストレートをレフトスタンドに運ばれてな。
おいおい、いきなり一発食らうんかい!
1点先制されたんやけど、打線もすぐさま反撃。
1回裏、先頭吉川ヒットに坂本がレフト線への2塁打で、
こっちもいきなり無死2,3塁のチャンス。
ここで不振ポランコの遊ゴロでとりあえず追いつくと、
続く岡本歩いて、1,3塁とチャンスは続く。
しかし、中田が捕飛、丸は良い当たりの右飛で勝ち越しならずや。
ほんまな、岡本の前後が打ちさえすれば、なんぼでも点が入るのに。
ここんとこ負けが込んでるのは、ひとえにこの3人が打たんからや。
それでも2回裏にまたチャンス到来。
先頭のウィーラーが気迫のヘッスラで2塁打で出る。
大城の二ゴロで3塁に進んだウィーラーやってんけど、
しかし、シューメーカーの打席で捕手の牽制で刺されてもうてな。
こんな事してるから、流れが悪くなるんや。
さて、シューメーカーは一発を打たれた後、普通に立ち直ってな。
140km中盤の直球とスプリットでヤクルト打線を翻弄。
3回表のピンチはしのぎ、4回表は中軸を3人で退ける。
するとその裏、2死から大城の勝ち越しホームランが出た!
よっしゃ!援護射撃きたー!
良い流れは守備にも表れる。
5回表、丸のファインプレーが飛び出すと、
シューメーカーはテンポよくこの回も三者凡退に抑えて、
勝ち投手の権利ゲットや。
正直ここまで安心して見れてた。
このままいけんるんちゃうかとすんごい楽観視しててんけど、
続く6回表、自らの牽制悪送球で1死3塁のピンチを作ると、
3番山田の3塁線の当たりを岡本取れず、タイムリー2塁打になってな。
追いついてるけどなあ。
無念な表情の大城に、頭を抱えるシューメーカー。
それくらい取れるゴロやったと思う。
とにかく追いつかれて、2-2と試合は振り出しに。
シューメーカーは7回表のマウンドにも上がり、
2死から四球とヒットを打たれたところで交代。
7回途中83球5安打2失点自責1。
初登板で十分試合を作ってくれた。
勝たせてあげれんかったのが残念や。
で、2番手で出てきた高梨が相手左打者を抑え、見事ピンチを脱出する。
その裏、打線は1死2塁のチャンスを活かせず。
そして、8回表は3番手鍬原が登場。
クリーンアップを3人で退ける。
迎えた8回裏、先頭ポランコの鋭い打球が、
シフトの狭い1,2塁間を抜いて2塁打で出る。
岡本歩かされて、無死1,2塁となって、
ここでまさかの中田に代打松原とはハラやるなあ。
が、その松原の送りバントは3塁封殺で失敗に終わる。意味なし。
さらに丸とウィーラー凡退でここも勝ち越せず。
ハラ渾身の攻めは実らんかったわ。
9回表は鍬原続投。
ヒット1本打たれただけで問題なし。
ほんま良いピッチャーになったもんや。
その裏、打線も抑えられて延長戦に。
10回表はルーキー大勢。
うーん、個人的には同点で出してほしくないなあ。
松原の好守もあったりで、大勢は1番からの打線を三者凡退に抑える。
その裏、先頭の坂本が初球を打って二ゴロでガッカリしてたら・・・
続く立岡も初球から高めの直球を振り切ってな、
いやあ、もう打った瞬間分かったわ、
打球がライトスタンドに飛び込むって。
立岡 サヨナラ1号ホームラン!!
今季初ヒットがまさかのサヨナラホームランとはなあ。
それにしても、立岡ももうすぐ32歳や。
もはやベテランといっても良い年齢で、
なかなか1軍に定着することができないところで、
それでも腐らずやってきた努力がほんと報われたと思う。
主役が決めるのも良いけど、
こうやって脇役が決めるもまたそれはそれで味わい深いわ。
大勢にプロ初勝利が転がり込んで、これも幸い。
とりあえずズルズル連敗せんで良かった。
G3x-2S