2022ペナントレース開幕を迎えるにあたって

今週末、いよいよプロ野球が開幕します。

てことで、今年のジャイアンツを展望してみようかと。

 

 

 

ここまでオープン戦を見たり見なかったり。

そんな中で思ったのが、

今年のジャイアンツはかなり厳しいかと。

ハラも同じような事を発言してたけど、

正直、オレはBクラスもあり得るかと思ってます。

なぜかというと、世代交代が全然できてへんから。

 

 

そんな中でも先発投手陣はまだ世代交代が行われようとしてます。

2年前のドラフトでは1位の平内以上に期待した山崎伊が、

手術を経て、ようやく表舞台に出てきました。

3年前のドラ1堀田と共に、

とりあえずは間隔を開けながら開幕ローテで回れそう。

さらに掘り出し物だったのが、ドラ3ルーキー赤星。

制球力だけが売り物やと思ってたんやけど、

これが何とストレートにも力があるし、変化球も多彩。

こないだの登板も見ててんけど、

調子が悪くても大崩れしない安定感がありました。

 

この3人が新戦力として先発陣に加わるのは良いニュースなんやけど、

その一方で、去年11勝の高橋と9勝の戸郷の調子が上がってこない。

ベテラン山口もやはりどこかでポカがあるし、

メルセデスもポテンシャルを発揮できてへん。

 

そして、エース菅野がなあ。

本人は大丈夫みたいに言うてるけど、

オープン戦の防御率が実に7点台と結果を残さないまま、

開幕を迎えようとしてます。

去年ケガで過去ワーストの成績から復活を期待はしてるけど、

もしかして、以前のような絶対エースではすでになくなってるのかもなあ・・・

とか年齢面も含めて思ったりもしてます。

早く菅野に代わる新しいエースを誕生させないとなあ。

 

 

とまあ、それでも先発陣は新外人も含めて、

頭数はいるし、そんなに心配してへん。

むしろ、現状出遅れてる中川や鍵谷のいないリリーフ陣がどうなんかなと。

 

しかも、去年の抑えに君臨したビエイラは、

オープン戦でも制球難が顔を出して結果残せず。

当面はデラロサや高梨、大江、畠、帰ってきた鍬原あたりでしのぐしかないか・・・

と思ってたら、なんとドラ1ルーキー大勢がオープン戦に登場すると、

150km後半のストレートでビシビシ抑えてくれてな。

いやあ、まさかここまでの投手とは思わんかったわ。

てことで、開幕は抑えを任せるとの事。

これは楽しみやねえ。

 

 

てことで、なんやかんやで投手陣はいけるかもしらん。

それでも冒頭でBクラスもありえるなんて書いたんは、

ひとえに打線がショボすぎるから。

 

オープン戦見てて、今年期待できると思ったのは正直岡本だけ。

波の上下はあるやろけど、しっかり数字は残してくれると思う。

あと、中田も調子は良さそうで、去年よりはやってくれるでしょう。

坂本もそれなりにやってくれるとして、

で、あと誰がオープン戦でアピールした?

 

ほんとに誰もおれへん。

早く出てきてほしい秋広と中山は言うてもまだ高卒2年目。

期待のルーキー岡田もいきなりはそら無理や。

 

で、既存の戦力はってことになるんやけど、

アピールしなスタメンを勝ち取れない松原であるとか、

吉川尚であるとか、北村であるとかが、

ほんとおとなしいというか、もう伸びしろないんか知らんけど、

全然目立ってけえへん。

出遅れた廣岡がようやく試合に出てきたけど、

今年もセカンド問題が全く解決しないまま、開幕を迎えそうやね。

 

それじゃあ、ベテランはというと丸がほんと酷いわ。

あまりの不調に下位まで打順を落とされてる始末。

なんかもう年齢的にも衰えてきてるんちゃうかと思ってしまうわ。

梶谷にいたっては分かってはいたけど、

とにかくケガ三昧の給料泥棒状態がずっと続いてるし。

もう、こうなったら新外人のポランコやウォーカーに賭けるしかない。

 

つまり、この2人がハズレなら、

去年の終盤に続いて、貧打戦は免れへんかなと。

実際、オープン戦見てても打線はほとんど繋がってへん。

点取ってんのは岡本の一発だけや言うても過言やないくらいにな。

 

 

てなわけで、オープン戦17試合で4点以上取ったのがたったの3回だけ。

公式戦に入ったら、流れも変わるかもしらんけど、

多分今年も投手陣のお世話になりそうですわ。

ほんま前途多難な面白くないシーズンになりそうで。