鳥取市内のホテルに入って、少し仮眠を取り、
16時半過ぎに飲みに出ました。
ここ鳥取はいまだまん防が出てない上に、
知事さんが飲食店に良心的な態度を示しているので、
感染対策はバッチリするとして、大手を振って飲みにいけます。
今宵の店は大衆酒場 村尾です。
今回の鳥取での狙いはモサエビを食べること。
県外には出回らないエビらしくて、
しかも毎年のように秋口に鳥取に梨を買いに来てるのに、
時季が合わないのかなかなか出会えなかった幻のエビ。
そのエビがここなら食べれそうです。
で、前調べの段階で16時には開店してるような記述を見かけたのに、
17時前でもまだ準備中。
店に入って聞いてみると、17時半には開けれるかなあと。
結構アバウトな営業ですな。
ま、30分ほど鳥取駅近辺をうろついて、
再び訪れました。
我々が今日最初のお客さんのようです。
そして、いかつい感じのお兄さん2人が迎えてくれました。
ちなみに壁には店内撮影禁止と書かれてます。
で、お兄さんが来た時に「料理やメニューの写真を撮っても良いですか」
と伺ったところ、
「他のお客さんが写らないようにしてくれたら」とのこと。
大丈夫!だって、最後まで他のお客さんは来なかったから。
2時間ほどいたけど、誰も来なかったから。
まずはビールでかんぱーい♪。
突き出しは黒豆とホタルイカ。
ホタルイカは後で日本酒を飲むときに置いとくとして、
さあ、何食べようか。
ビールのアテに枝豆と鶏のつくねに親どりのガーリックペッパー焼き、
そして早速モサエビの塩焼きを注文しました。
つくねは軟骨コリコリの食感、タレも甘すぎず美味しかった。
そして、待望のモサエビ。
頭から尻尾までバリバリいけて、香ばしい。
ああでも期待が大きかっただけに、まあこんなもんかと。
親どりは間違いなしのビールのアテ。
これらで生を2杯飲んだ後は・・・
さあ、日本酒といきますか。
地元のお酒が何種類か、そしてランクも数種類。
なかなかバラエティに富んでましたが、
とりあえず純米の呑みくらべにしてみました。
一番右の日置桜がドライで旨かったかな。
でも、開栓して日が経ってる感が否めない味もしました。
アテはもちろん、モサエビの今度はお造り。
卵が添えられてるのが嬉しいですね。
いやあ、やっぱり焼きより刺しでしたね。
プリップリでしたわ。
にしても、モサエビってよく見るとすごい両目が寄ってて、
なんか愛嬌ある顔してるよなあ。
モサエビも美味しかったけど、さっきの一押しメニューに載ってた、
この寒鰆の焼き霜造りですか。
すこし炙ってるんでしょうけど、
これの美味さがね、軽くモサエビを越えてしまいました。
脂ものってて、めちゃめちゃ美味かった!
記憶に残る味になりそうです。
この後、あん肝を少しずつつつきながら、日本酒をもう1杯。
生原酒好きなのでこれで。
ああ、間違いない味。
少し酸味もあって、クリアに飲めました。
てなわけで、2時間ほど飲み食いして終了。
先述の通り、他に客もいなかったので、
落ち着いて飲むことができました。
なんでこんないい店なのに、客がこないんでしょうねえ。
ちなみに店内のBGM、70年代80年代の曲ばかりで、
我々にはど真ん中の歌ばかり。
思わず歌ってしまうくらいの良い選曲でした。
いやあ、また来よう。
さて、時刻はまだ19時過ぎ。
自分には2軒目に行く余力もあって、
チョイスもしてたんやけど、
例によって嫁がもう終了ってことなので、
少し早いけど、〆のラーメンに行くかと、
一人前調べしてた店へと向かいました。
店の外観を取り忘れてたけど、
とにかく行ったのはごっつおラーメン鳥取店ってとこ。
一日100杯限定のごっつおラーメンを注文しました。
以前から食べてみたかった牛骨ラーメン。
スープが良い味してましたわ。
美味かった。ごちそうさん。
てことで、しめたんやけど、
やっぱり飲み足りなくて、例によってコンビニで缶チューハイとアテを買い、
ホテルへ戻って第2回戦を始めたのでした。
あ、そうそう。ホテルへ戻る途中にあちこちの居酒屋を見て回ったけど、
どこもかしこも客はまばら。
別に村尾が不人気って訳じゃないんやね。
せっかくの金曜の晩やのに、やっぱりコロナを警戒してる人が多いんかねえ。