去年から何度も、大会にエントリーしようとしては中止になり、
エントリーが終えた後に中止になってしまったりもして、
この秋も和歌山のハーフにエントリーした後で中止。
ほんとどないせえっちゅうねん・・・と、
そんな時にまだ募集してたのが、この小野ハーフでした。
元阪神の赤星が主催するこの大会。
コロナの収束傾向もあって、無事に行われる事になりました。
いやあ、ハーフとはいえ実に2年ぶりの大会参加。
前日にちょっとお腹をこわしたくらい、楽しみと緊張が相まってましたね。
コースはこんなレイアウト。
ほぼほぼ行って帰ってって感じですかね。
ただ、中盤に結構な上り下りがあります。
まあ実際走ってみないとやけど、あんまりここで無理はしたらアカンかも。
さて、当日は4時過ぎに起きて、5時に大阪を出発。
道中、コンビニで買ったおにぎりを3つも食べて、
高速で一路小野市に向かいました。
今回いくつかある駐車場で我々が指定されたのが旭丘中学校ってとこ。
グラウンドが駐車場になってました。
到着したのが6時40分。
まだ5台しか車が止まってへん・・・。
ちょっと早すぎたかな。
早めに会場に行っても、待ってる間が寒いだけかと、
7時過ぎに出た第1便のシャトルバスはパスして、
次のバスで会場に向かいました。
10分も経たずに会場到着。
時刻はちょうど7時半。
まずは健康管理シートを提出しました。
(管理するアプリを推奨してましたけど、
スマホが古すぎてアプリが使えなかった・・・。)
検温済みの証であるリストバンドと参加賞をもらって次へ。
記念撮影できる場所も設けられていました。
男子の荷物預けは野ざらしでした。
これ、雨やったらどうなってたんですかね?
アップする場所が設けられてるのはうれしいですね。
てことで、我々は荷物を預ける前にアップ開始。
この陸上競技場の中よりも、クッションの効いた路面の外周の方が、
脚に優しくて、ちょっと狭いけどそこでアップしてる人も多かったです。
ランナー集合が8時50分なので、時計を気にしながらアップして、
嫁は女性の、オレは男性の荷物預け場所に向かいました。
それにしても、走るまでの動線はあまりいいとは思わなかったな。
あっち行ったりこっち行ったり。
移動が多い。
ランナー集合の8時50分に近づいてきたので野球場へ。
今大会はウェーブスタートなので、
9時半スタートの我々は正面向かって右側、
9時45分スタートの第2ウェーブは左側に並びます。
で、ゼッケンの番号ごとに100人単位で、
線引きされた枠に収まるのですが、
番号順に1列10人に整列なんていいながら、
みんな全然アバウトに並んでました。
それに、時間になってもまだまだ並びに来ない人多し。
トイレに並んでる人とか、ランナーは9時過ぎに移動になったのに、
これ間に合ったんですかね?
さあ、スタート地点に移動してきました。
ていうか、ハナからここ集合でも良かったのでは?
それにしても、こんな大会でも厚底履いてる人、割といますねえ。
履きこなせてるのでしょうか?
ま、そんなこんなで開会式のセレモニーは無しなんていいながら、
市長さんやスポンサー、赤星の挨拶があったり、
写真撮影があったりしながら時は流れ、
いよいよ9時半にスタートとなりました。
市役所のテラスには阪神の原口や、元選手の藤本、浜中、俊介がご挨拶。
巨人ファンのオレはどうでもよかったけど、
阪神ファンの嫁は興奮してましたね。
スタートゲートを通過して、さあ行こう!
早速、風船を付けたオフィシャルの人がいて、
ペースランナーかと思ったら、これまた元阪神の狩野でした。
さっきテラスにいた選手たちのリレーでこのハーフを走るようです。
これもこの大会の魅力なんでしょうね。
ちなみに聞かされてなかったけど、ペースランナーもいてました。
10分おきか15分おきかのペースランナーでした。
さて、最初の1kmが5:19。
ご覧の通り混んでるのでねえ。
ま、あきらめて焦らずに走ってました。
それにしても、半袖の人いませんねえ。
オレは半袖で走ってたんですけど。
でも、風はないし日差しもあったし、
気温は低いけど全然問題なかったなあ。
次の1kmが5:04。
思ったよりもペースが上がりません。
ちょっとお腹が重い感じはあったけど、
割と普通に走ってるのに4分台に入れなかったことに、
少し焦りを感じてました。
そんなこんなで5km通過。
その後のラップが・・・
4:46
4:56
4:55
3kmでの下りもあって、ようやく4分台に入ってきました。
が、相変わらず走りは重いような。
特に気づいたら肩に力が入ってて。
とにかく脱力を意識してました。
5km通過後も平坦が続きました。
給水も数キロごとにあったかな。
水とスポドリ。
前半は少しのども乾き気味だったので、
2回ほどスポドリを取って、少し口に含みました。
そういや後半に給食も見かけたな。
チョコが置いてあって、係の人が「どっさり持っていって!」
というので、手づかみで4つほどいただきました。
寒いのに、沿道にはそこそこ応援があってね。
おじいじゃんおばあちゃん、それに子供たち、
こんなご時世だから心にしみます。
とか思ってるうちに、噂通り8km過ぎから登りが出てきました。
とにかくペースが落ちてもいいから、
呼吸を乱さずにテンポよくを意識して。
対面通行になって10km通過。
5kmから10kmまでが・・・
4:41
4:47
4:45
5:00
4:32
8~9kmは登りだったから時間かかってるけど、
9~10kmはその分の下りで稼いで、
時計を見たらこの時点で48分台。
なんと自己ベストを出した時とほぼ同じタイムで走ってますやん!
最初の遅れを取り戻してたことに正直ビックリでした。
よし、これやったら自己ベスト狙ってみるか!
折り返して、さあ後半!
対面通行の道を戻ってる途中で嫁とすれ違う。
12kmから16kmくらいまでは、行きと別の道を戻ります。
連続アップダウンの始まりです。
登りは例によって呼吸を乱さないように。
その分下りは結構飛ばして、ランナーをごぼう抜きに。
が、何度目かの下りを終えた後、右足に違和感が出てきました。
つってる訳ではなんやけど、
なんていうか、感覚がないというか踏ん張りがきかないというか。
ゆるい下りや平坦でさえも、軽く右足を引きずるような走りに。
この後も改善されたりまたおかしくなったり。
下りでの激走が右脚に負担かかったんかなあと。
そんなこんなで15km通過。
ここまでの5kmのラップが・・・
4:41
4:56
4:53
4:32
4:56
登りでのペースダウンを下りでの激走が補って、
思いの外良いタイムで来てました。
右足の方も何とかごまかしごまかしできてるし、
自己新への欲望は依然ギラギラしてました。
15km通過後、小雨がぱらつく寒々しい時間帯もありましたが、
その後のペースも・・・
4:43
4:53
4:51
と、まだまだ4分台をキープ。
ただ、さすがに疲れは出てきました。
そして、18km過ぎ。
前方に急激に左に折れた急坂が出てきました。
これが最後の急坂です。
まだここで呼吸を乱したらダメ。
ハーハー呼吸を乱してたり、大声出してる人が多い中、
とにかく呼吸だけ意識して登りました。
ま、登り切る頃には多少息も切れてましたが、
割とあっという間に登り切ったなあと、
そんなに距離も感じなかったなあという印象でした。
気持ち的にはまだ余裕ありやったんですが・・・。
身体が、脚が動かなくなってしまいました。
18kmからの1kmのラップが5:22。
そして、ラスト2kmで自己新まで残り時間が約8分。
ああ、もう無理かと。
音を立ててモチベーションが崩れ落ちていきました。
20km通過。
19kmからのラップが5:02と多少戻せてはいますが、
とにかく疲労感がものすごい。
道中何度か使った得意の瞑想走法(少し目をつぶる)で現実逃避を試みるも、
まっすぐ走れずにふらつく始末。
右前方にゴールの建物が見えてるんやけど、
この直線がとにかく長く感じました。
それでも最後の1kmは沿道の応援に応えて4:50とペースアップ。
ゴール前も猛ダッシュして久々のレースを終えました。
ネットタイムは1:42:46。
自己新はならなかったけど、セカンドベストにあと一歩ってとこまできて、
2年のブランクがあった割には、まあよく走れたかなあと。
フルマラソン出場の時並に練習した甲斐がありました。
ただ、足への負担は相当にありました。
近年ではフルを走ってもここまで辛くなったことはなかったのにね。
さらに、荷物を回収した後、
更衣場所の体育館には行かずに野球場そばのベンチで着替えたので、
寒くて寒くて、くしゃみが出たりして風邪っぽくなったりして。
肉体的にもこたえてたんやねえ。
おかげで近くのトイレにキャップを置き忘れてきてしまいました。
ああ、馴染みのキャップやったのに・・・。
自己新を叩き出した嫁と合流した後、抽選会へ。
結局2人ともハズレやってんけどね、
とにかくこの掲示板に人が殺到の密状態。
係の人は「ネットでも見れます」って言うてたけど、
何度PDFファイルをDLしても、全然表示されへん。
これは不手際やったかも。
疲労でお腹も減ってはなかったけど、
せっかくだから何か食べて帰ろうかと、フードコートへ。
寒かったので、姫路のえきそばと・・・
明石焼きを購入。あったまった!
会場からとことこ結構歩いて、帰りのシャトルバス乗り場へ。
我々が乗る旭丘中学校行きともう一つだけがすんごい行列ができてて、
まあウチらはギリギリ乗れたんやけど、満員の密やったし、
乗れなかった人たちは寒い中、次のバスを待つ羽目に。
まあしゃあないと言えばしゃあないんやけど、
もう少しバスを増やしても良かったのでは。
てことで、駐車場に到着後、
混雑を嫌ってすぐさま駐車場を後にしたのでした。
冒頭で書いた通り、実に2年ぶりの大会参加となりましたが、
しんどかったけど、やっぱり楽しいわ。
オミクロンがどうのこうの言うてるけど、
今後はコロナ対策が上手くいって、どんどん大会が復活してくれたらなと。
そんな中で大会の開催を決めた小野市長の英断には感謝しますし、
運営にかかわったボランティア、沿道で応援してくれた人たちにも感謝で一杯です。
動線の悪さ以外は何のストレスも感じない大会でした。
参加してほんと良かったなあ。