いずれこの日が来るだろうとは思ってたけど、
開幕してから8試合目とは思わんかったな。
巨人相手にヤクルト田口登板。
早くも対決の時が来てもうた。
しかも東京ドームでってのがヤクルトのあざとさを感じるし、
対する巨人も8番に廣岡を入れてきたのもなあ、
意図的というか、踏み絵のようでな。
昨日までの味方に対して戦えるのか・・・
過去との決別を強いてるようで戦いのいやらしさを感じるわ。
うーん、考え過ぎか。
初回、巨人先発の戸郷が、
村上に特大の2ランをかっとばされて始まった今日の試合。
戸郷は制球に難ありで、ストレートも抜け気味。
前回登板よりも調子はよろしくない。
それでもな、2回の先頭打者に2塁打を打たれた以降、
6回まで四死球はありながらもノーヒットで抑えてな。
試合は作っとったわ。
がしかし、やっぱりというか巨人打線が田口を打てへん。
今の打線が湿ってるというのもある。
でもな、こんだけ打てへんかったら、
各選手の心のどこかに田口に対する想いがあるんとちゃうかと。
ないと信じたいけど、こんだけ打てへんかったら、
あると思われてもしゃあないわ。
ただ、見てるこっちもな、巨人打線が打てなくても、
実はあんまり悔しくなかったりするんやなあ、これが。
5回までたったの2安打しか打てず、6三振も奪われてな。
6回裏は1死からウィーラーと坂本の連打が出るも岡本併殺。
7回裏も1死からナカジと大城の連打が出るも廣岡併殺。
これはもう田口が古巣巨人から今季初勝利って絵が描けてたわ。
一方の戸郷は7回を三者凡退に抑えると、
8回もマウンドに立って1死1,2塁をしのぐ。
8回119球5安打7奪三振2失点。
調子が悪いなりに抑えれたのは成長の証やな。
8回裏、ヤクルトのマウンドには田口に代わって清水。
代わった途端に2死からウィーラーと坂本の連続2塁打で1点返す。
やっぱり忖度があったんちゃうんと思われてもしゃあないわ。
9回表をデラロサが3人で抑えて、
迎えた9回裏最終回。
抑えの石山から先頭の丸凡退の後、ナカジが初球をレフト前に運ぶ。
しかし、代打亀井が倒れて2死1塁と絶体絶命のピンチで・・・
若林 同点タイムリー!!
右中間フェンス直撃!
あと20cmで逆転サヨナラホームランになりそうな一撃やった。
土壇場で追いついたわ!
で、さらに2死2塁とサヨナラのチャンスで、
若林とポジションを争うべき吉川尚は平凡な左飛に終わり、ゲームセット。
期待してんねんけどなあ・・・。
お前のポテンシャルはそんなもんやないはずや。
てことで、引き分けとなって田口の今季初勝利を阻止や。
それにしても、今日の田口やこないだの平良には抑えられ、
田中俊にはめった打ちされ、
阪神に行った山本は今日サヨナラヒットを打ったとか。
どんどん活躍してくれよ・・・巨人戦以外で。
G2-2S