巨人の先発はなんと宮國や。
1069日ぶりの先発はいわゆるオープナーで、
いけるとこまでいって後はリリーフをつぎ込みまくる作戦らしい。
で、抜擢の理由がここんとこ好投してるからだとか。
あのう、確かに結果は残してるけど、
そのほとんどが敗戦処理とか点差が開いてる時なんちゃうん?
大丈夫なん?
ま、そんな事は宮國には関係ないか。
せっかく先発させてもらったんやから、
ラストチャンスや思って頑張ってほしいところや。
初回、先頭打者を抑える。
なるほど飛ばしてきとるな。
その分力んでて、ストレートがシュート回転してるのが危なっかしい。
あら、次の大島を歩かせおったわ。
そして3番阿部への3球目、
外狙ったストレートが真ん中高めに入って、
ライト方向にフラフラ~と飛んでいった打球はそのままスタンドイン。
先制2ランやって。
はい、オープナー失敗。
宮國は2回裏は抑えたけど、
3回表に代打出されて、もう終わり。
うーん、チャンスを活かせんかったなあ。
その後は3回裏から2番手今村が登板し、2イニング無失点。
5回裏もマウンドに上がってピンチを迎え、
3番手鍵谷、4番手大江とつぎ込んでピンチ脱出。
投手陣は踏ん張ってた。
問題は書くまでもない、打線の方や。
昨日書いた、十何打席ヒットなしのサカマルコンビに、
1番吉川尚が連なり、十何打席ヒットなしトリオを完成させた巨人打線。
しかも相手先発は初顔の外人投手で、
巨人は伝統的にこの手のピッチャーが苦手や。
打てない要因がきれいにそろった結果は如実に表れて、
6回までヒット1本すら出えへん。
まあ見事なもんやな。
迎えた7回表、1死から5番大城が3塁線を抜いて2塁打。
ようやく初ヒットが出た!
さらにウィーラーが続く。
左中間への2塁打で大城生還。1点返した!
ウィーラー、2塁へ無駄に気迫のヘッドスライディング。
この2本で相手投手をマウンドから引きずり下ろす。
でも、まだまだ終わらない。
パーラが歩き、代打北村がシブく1,2塁間を割る。
1死満塁。
ここで代打亀井がセンターへ打ち上げて、
ウィーラー帰ってきて、やっと追いついた!
追いついたけど、続く吉川尚凡退で勝ち越せんかったのが、
今の巨人やわなあ。
まあなんにせよ、とりあえず試合はふり出しに戻った。
7回裏は5番手高梨が抑える。
8回表は2番坂本からの攻撃で、
その坂本が苦肉のセーフティバントを試みるも実らず、三者凡退。
その裏は6番手大竹がなんとかしのいだ。
9回表、同点のきっかけを作った大城とウィーラーが、またもや連打。
無死1,2塁と絶好のチャンスを作ってくれたのに、
続くパーラが二ゴロ併殺て・・・。
北村も三振でチャンスを活かせんかった。
その裏はえーっと7番手になるんか、中川が出てきて3人でピシャリ。
延長戦に突入や。
10回表、1死から吉川尚が歩く。
さあ、そろそろちゃうん?お二人さん。
と期待したら、坂本空振り三振て・・・。
しかし、丸歩く。岡本も歩く。2死満塁。
最後のチャンスで代打ナカジ空振り三振。
どこまで打てへんねん。
その裏、8番手田中豊が登場。
最後は代打根尾を三振に斬って取って、引き分けで終わりました。
これはあれやな、引き分けで良かったって言うべきか。
2番手以降のリリーフ陣がよう投げてくれたわ。
ただ、あの人たちは何も変わってへん。
そう、十何打席ヒットなしトリオのこと。
今日も3人そろって5打席ノーヒット。
でもあれやな、丸は一人トリオ脱退で二十何打席ヒットなし突入や。
明日明後日は試合がないようやし、
しっかり練習してください。
D2-2G