紅葉の旭岳登山その1 ~山頂駅から旭岳山頂へ~

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朝4時半に起床。

パンを食べて用意し、5時すぎには車で出発。

外は思いの外どんよりしてました。

今回の旅の4日間で今日が一番天気が良いはずやったのに・・・。

 

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さらに、山に近づけば近づくほど雲が厚くなり、

とうとう雨も降ってきました。

ほんまに大丈夫なん、これ。

 

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6時半前には到着。

急げば始発のロープウェイに乗れますが、

こんな天候ではテンションも上がりません。

ゆっくり用意するかと。

ちなみにここはビジターセンターの駐車場なので、無料です。

もうひとつ奥のロープウェイ直近の駐車場は1日500円。

そりゃ無料の方を選ぶでしょ。

紅葉の時期はすぐに埋まるらしいので、

朝イチで来て正解でした。

 

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ロープウェイの間隔は15分ごと。

7時の便に乗り込みました。

 

揺られること約10分。

山頂駅に近づくにつれて、これがね青空が広がり始めたんですよねえ。

ただ、相変わらず雨っぽいものも降ってて、

これが上に行けば行くほど、何か固まりのようなものになってきて。

みぞれ?それとも雪なのか?

 

ロープウェイを降りる。

いやあ、寒いね。

半袖Tの上に長Tの2枚だけでは肌寒いかも。

そして、山頂駅の窓から外をのぞくと・・・

 

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見事な青空!

雲を越えたんやろか。

太陽の日差しがまぶしいわ。

てことで、テンション急上昇。

トイレをすませて、早速歩き始めました。

 

 

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ちなみに今日の行程はこんな感じの周回コース。

ほんとは御鉢平を越えて、

向こうの黒岳から層雲峡へ下りたりとか、

赤岳経由で銀泉台の紅葉を見たりとかしたかったんやけどなあ。

バスやロープウェイ、行程の時間を考慮すると、

旭川に戻れないリスクがあったので断念したのでした。

 

 

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7:28

まずは目の前に見えてる旭岳の山頂目指して出発しました。

 

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7:40

姿見の池に到着。

それにしても、平日の早朝なのに人が多かったなあ。

やはりみんな紅葉狙いでしょうか。

 

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姿見の池からはしっかりした登山道になりました。

 

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ガスの噴出が凄まじいですな。

遠くからでもシューシュー聞こえてたもんなあ。

ちなみにこの辺りでキツネを見かけました。

すぐに死角に移動したので写真には収められませんでしたが。

 

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だいぶ傾斜がキツくなり、足元もザレてきました。

 

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山頂に向かって左手からの風もどんどん強くなっていってね。

正直、身の危険を感じるほどで、

ふらついた瞬間吹き飛ばされそうになるくらい。

こんな強風、富士山の山頂で経験した以来かも。

でも、なんでか逆にテンションが上がってきてね。

こんな経験めったにないから、楽しくて楽しくて。

 

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8:28

八合目の文字が。

強風は相変わらず容赦なし。

そして、寒い。

Tシャツ2枚の重ね着だけでは寒い。

手もかじかんできた。

だけど、頭に巻くタオルも上に着るカッパも軍手も出せません。

おそらく出した瞬間に風に吹き飛ばされてしまう危険があったからです。

なんせ、こうやって写真撮ってるスマホだって飛ばされてしまいそうになるんやから。

これで天気が急変して雨でも降ったら、

一気に低体温症間違いなしでしょうな。

 

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9合目まで来ました。

ここを登り切ると、急登も一段落しました。

 

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ニセ金庫岩。

 

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雲がだいぶ下に見えます。

 

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さあ、あとひと登り。

 

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金庫岩。

 

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さあ着いた!

 

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8:53

標高2290m、大雪山連峰で最も高い旭岳山頂に到着です。

あの強風の中で休憩もできず、ひたすら登ったおかげで、

2時間半くらいかかる行程を1時間半で登ってきました。

このペースでいけるなら黒岳や銀泉台の方へ行けたかも?

とか思いましたが、まあ明日もあることやしねえ。

予定通りの行程にするか。

 

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姿見の池や山頂駅がはるか下に。

ただ、山頂もすごい風で寒いので、

景色をぐるりと見てすぐさま先に進みました。

あれ、ほんで旭岳の紅葉ってどこなん??