巨人の先発はルーキー高橋。
7月7日の七夕の日以来の登板でな。
こんな大事な広島戦でポンとスポット的に先発を任されて、
なんか気の毒やし、何でやろうと思った。
別に先週投げた古川を投げさせてもいいんちゃうん。
まさかとは思うけど、たった1度の広島戦で好投したとかそんな理由なら、
全くもっておめでたい首脳陣やなあと。
まあそれでも、高橋がブランクを乗り越えて、
良いピッチングを見せてくれたらそれでええと思ったわ。
でも、ふたを開けてみれば、やはりというか初回いきなりの2失点。
仕事帰りに経過を見たら、
1番西川、2番菊池といきなりの連続ホームランやったみたいで。
2回表こそ下位打線を3人で抑えたけど、
3回表は1死から連続四球を与えて、
鈴木にタイムリー打たれてな。
ここで交代やって。
そらそうなるわ。
ほんとに首脳陣は高橋が抑える姿を想像していたんやろか。
オレにはこれっぽっちも描けんかったけどな。
でも、その後は鍵谷と戸根が1本のヒットも許さない好投を見せてくれて。
あ、戸根は余計な四球は多かったけどな。
7回表も澤村が3人でピシャリ。
広島に追加点を与えへん。
普通なら流れが変わっても不思議やないんやけどなあ。
巨人打線は広島先発ジョンソンの前に6回まで4安打。
坂本だけが2本の2塁打に四球と孤軍奮闘してるけど、
後続の亀井に岡本ってところがノーヒットではな。
7回裏、ジョンソンから20歳の若造に代わって、
先頭岡本がセンター前にポテンヒット。
そして続くゲレーロがレフトスタンドへ10号2ランや。
ようやく流れが来たかと思ったわ。
しかし続く炭谷、代打大城が淡泊に凡退してな。
なんや流れもここまでなんやと思ったら、
1番に戻って若林が歩き、代打田中俊がヒットで繋いで、
さらに丸が歩いて満塁になって、4番キャプテン坂本登場。
よし来た!4番に決めてもらおうか・・・
と思ったら、まさかのライトフライに打ち取られてな。
広島もようこんな場面で20歳の若造にマウンド任せるよなあ。
さらに流れを呼び込むにはリリーフ陣の踏ん張りが重要。
8回表、大竹が作ったピンチを高木がしのぐ。
その裏、先頭亀井の2塁打を岡本が送る。
1死3塁と同点必至のチャンスでゲレーロ。
しかし、引っ張った打球はサードライナーになって、
もちろん飛び出してる亀井は戻れず併殺打。
なるほど、今日は勝てんということか。
9回表は高木からデラロサで抑える。
いやあ、ほんまここまでのリリーフ陣は見事に抑えてるわ。
後は打線が発奮するだけ。
9回裏。
炭谷、惜しい3塁ライナー。
石川、惜しい当たりもあったけど三振。
そして、若林も三振で万事休す。
負けたけどな、正直想像したよりは試合になったなあと。
それもこれもリリーフ陣の踏ん張りのおかげやわ。
明日の先発はメルセデスやし、
連日に渡って、リリーフ陣のお世話になるやろうな。
何とか頑張ってくれい。
G3-2C