昨晩散々悩んだ挙句、
今日の山登りは昼から天気が崩れることも想定して、
時間のかかる大きな山じゃなく、
久しぶりに美ヶ原でも歩くかと。
ほんと今回はサボりっぱなしでまともに登山してないなあ。
それもこれも明けない梅雨のせいにしておこう。
てことで、朝早く起きたので6時前に安曇野を出発。
松本市内からアザレアライン経由でビーナスラインまで上がり、美ヶ原へ。
1時間半ほどで山本小屋のある駐車場に着きました。
それにしてもいい天気やなあ。
今回の旅で初めての青空かも。
準備をして、7時半には歩き始めました。
ちなみにルートはこんな感じで。
それにしても、良い景色やねえ。
美ヶ原の良さを再認識する思いでした。
10分ほど歩いて美しの塔へ。
早朝なのでほとんど人もいません。
この後も見かけたのは、我々以外におっさん2人組と若者2人組だけ。
ほぼ独占状態ですわ。
さあ、次は王ヶ頭を目指します。
今日歩いた中で一番見かけたのは、このハクサンフウロ。
もうあちこちに咲いてました。
わざわざ柵の向こうまで欲張らなくても・・・。
寝てるか食べてるか、どっちかですな、君たち。
最後の急坂を登って・・・
出発から45分で王ヶ頭に到着。
この王ヶ頭ホテル、以前に2回ほど泊ったことがあるのですが、
いまやもう手の届きにくい値段になってますね。
分かりにくいですが、このホテルの周りをすごい数の燕が飛んでました。
たまたま居合わせたホテルの従業員さんと話してたら、
ちょうど子供が巣立つ時期で飛行訓練をしてるって教えてくれました。
そっかあ、ちゃんと飛べるようになるといいねえ。
王ヶ頭から目的地の王ヶ鼻へ。
一度下って登り返し、細い道を抜けると・・・
出発から1時間ほどで王ヶ鼻に着きました。
ここからは正面に北アルプスがドーンと広がる・・・
はずが、ああ雲の中ですか。
乗鞍がかろうじて分かるくらい。
ああ、残念・・・。
虫がブンブンうるさいのもあって、早々に引き返しました。
帰りはホテル方面に向かわず、その南側を巻く感じのアルプス展望コースへ。
行きのコースが牧歌的だったのに対し、
こっちは開放感のある山道って感じ。
アップダウンもほぼなくて、楽しい歩きでした。
ただ、コースの名前通りアルプスが展望できたらもっと良かったやろうにね。
そして何より、このコースは花が多かった。
この黄色いキンポウゲの花もたくさん咲いてましたね。
元の道に合流し、10時前に駐車場まで戻り終了。
天気予報通り、美ヶ原を去る頃には黒い雲が増えてきてました。
で、ここまで来たらついでに霧ケ峰にも行って、ニッコウキスゲを見るかと。
車で40分ほど走って、霧ケ峰の自然保護センターへと向かいました。
前回はそこから車山肩まで歩いて、ニッコウキスゲを見たのですが、
とりあえずセンターで今のニッコウキスゲの開花状況を教えてもらうと、
センターのお姉さん曰く、
車山肩はまだ2~4割程度の開花だからまばらですよとのこと。
それよりも富士見台や車山のリフト脇の方が咲いてるそうで、
そちらに行ってみたらと。
今月に入って初めて青空が広がりましたとも言うてましたね。
良い時に当たったもんです。
てことで、さらにそこから5分ほど車を走らせて、富士見台へ。
富士見台と言うだけあって、展望が素晴らしいのでしょうけど、
今日はやはりどの山も雲の中で見れません。
で、ニッコウキスゲはどこ?と後ろを振り返ったら・・・
おお、めっちゃ咲いてるやん!
斜面を登ってみました。
ああ、青空がバックやったらもっと映えるのになあ。
まあでも、いいもん見れました。
さらに車山のリフト乗り場にも行ってみましたが、
もう富士見台でお腹一杯だったのと、
リフト代払ってまで見に行かなくてもいいかと。
確かに下から見たら結構咲いてるように見えましたが、
ここはパスして、お昼ご飯を食べに行きました。
さらにビーナスラインで下界まで下ったところにある『長寿更科』で蕎麦を。
一つをもり、もう一つをプチ天もりにして、
天ぷらを嫁とシェアすることに。
5つも天ぷらが付いて、これで千円ちょいなら安いですな。
蕎麦もまずまずで美味しかったっす。
今日の予定はこれにて終了。
安曇野へと戻りました。