朝6時過ぎに大阪を出発。
高速で高山まで行って、そこから下道を進み、
11時前には新穂高に到着しました。
鏡平の紅葉を楽しむ行程。
お天気の関係でここ何年か計画しながら行けなかったのですが、
ようやく実現できそうです。
さて、今回の山旅で一番の気がかりだったのは、
笠新道の辛さでもなく、山行終盤の天気でもなく、
何よりも新穂高の駐車場事情なのでした。
新穂高には有料と無料の駐車場が何カ所かあります。
有料の駐車場はそれこそ登山口のすぐ近くに用意されてますが、
4日も置いておけば、その料金は数千円にもなり、
現実的ではありません。
じゃあ登山者用の無料駐車場へとなるわけですが、
登山口へ10分足らずの新穂高の無料Pは、
登山シーズンともなれば常に満車状態だそうで、
路上駐車もかなりになるらしいのです。
(取り締まりもあるみたいですが・・・)
で、そこ以外の無料駐車場となると、
鍋平近辺に何カ所かあるのですが、
どう見てもここは不便そうで、
なんせ登山口に行くには10分歩いてロープウェイに1区間乗るか、
30分ほど歩いて下っていくしかないみたいなのです。
行きはともかく、疲れて登山口まで帰ってきて、
そこからまた40分の登りなんて地獄でしょ?
なので、どうしても新穂高の方に車を止めたいと思いました。
ならばどうしたら車を止めれるか、
知恵を絞った結果、朝じゃなく昼頃なら下ってきた登山者が、
車に乗って帰っていくだろうという考えに至りました。
そもそも、今回の山旅は2泊3日で考えてました。
でも上記の事情を鑑みて、
登山口から1時間ちょいの位置にあるわさび平小屋に前泊すれば、
駐車場を15時前に出発したとしても明るいうちに小屋入りできるので、
昼前に着いてその時仮に駐車場が一杯でも、
数時間待ってればそのうち空くだろうと。
もちろん、駐車場事情だけでなく翌日の行程も楽になるというのもあって、
前泊作戦でいってみました。
さて、新穂高無料Pの入り口に着くなり、
「満車」と書かれた看板が目に入りました。
やっぱりなと思いましたが、構わずに突入。
最初のエリア、次のエリア・・・一杯です。
一杯どころか、枠が書かれていないところにもガンガン車は止まっています。
なかなか熾烈ですな。
それでも進んでいくと、ようやく奥から2番目のエリアに1台分の空き発見!!
よっしゃあああ!止めれた!
結果的には一番奥のエリアにも1台分の空きがありました。
出発するにはまだ早すぎるので、1時間半ほど時間をつぶしてたのですが、
その間にも数台出て行ったのを見かけました。
作戦は成功かな??
13時前にいよいよ出発。
車道ではなく、登山口へ向かう林道がありました。
有料Pも車で一杯です。
登山センターでトイレに行って・・・
13時過ぎ、いよいよ出発!
蒲田川にかかる橋を渡って、左俣方面へ。
10分も歩けば、ゲートが出てきます。
ここからは許可車以外通行不可です。
良すぎるくらいの良い天気でした。
日差しはキツかったけど、空気が涼やかで心地良かったな。
ほぼ平坦なのでのんびり歩けました。
まったく気づいていない我々なのでした。
出発から1時間で笠新道の登山口に着きました。
でも、笠新道は明日におあずけ。
今日はさらにまっすぐ進みます。
何台か車も通っていきました。
関係者なんですね。
14時15分。
わさび平小屋に到着です。
なんかあっさり着いたので、物足りないくらいでした。