山頂から金峰山小屋に戻ってきました。
ここ金峰山小屋は定員60人ほどのこじんまりとした山小屋。
今まで泊まった山小屋では一番小さいかも。
1泊2食で8500円。
要予約です。
水場はなくて、ちょっと水に困るかも。
トイレには手洗い場がありますが、
雨水を貯めたものなので無駄使いはできません。
そのトイレは玄関出て右手の建物。
きれいな建物です。
日が暮れてからも玄関からここまでライトが照らしてくれますので心配なし。
寝床は2階。
2層になってて下段の真ん中あたりを指定されました。
今日の宿泊は、ソロの人が3人と2人組、あとは子供連れの4人家族と我々。
計11人のようです。
ふとん1人分か2人分くらいは離して指定されてるようで、
ビッチリじゃなくてよかった。
着替えは1階の片隅でできました。
4面のうち、2面は壁であとの2面はかけてある布をおろして、
小さな着替えスペースのできあがり。
多少隙間が気になりますが、
パンツ一丁になってふきふきシートで体をふいて、着替えました。
濡れたカッパなどを乾かすスペースも1階の一角に一応あります。
ただし、天井近くのかなり高いところに竿が通してあるので、
干したいものをハンガーに掛けて、
それを引っかけ用の竿で天井近くまで持ち上げて高い竿に引っかけます。
慣れたら簡単にできますよ。
さて、荷物片づけも着替えも終えて、
1階の食堂兼談話室で山雑誌でも読もうかと。
読んでると、どこかから「スースー」という音が聞こえてきました。
誰か寝てるんやろなあなんて気にしなかったんですけど、
4人家族の男の子が音の出所に気づきました。
あははは、テーブルの下でワンコが寝てる!
どうもこいつ、このテーブルの下にひいてるマットの上がお気に入りみたいで。
いくら周りがうるさくても、ここでずっと寝息を立ててました。
さて、晩ご飯は17時半から。
3つのテーブルがあって、
1つはソロ3人と2人組、1つは4人家族が使って、
残る1つを我々だけで使うことができました。
夕食はネットで調べたとおり、ワンプレートでメインはチキンのソテー!
しかもワイン付きです!
野菜の下には白ご飯も隠れています。
めっちゃ美味かった!
少ない数とはいえ、これをすべてお兄さん一人でやってるんやからね、
頭が下がる思いです。
ワインもあるけど、もちろんビールも買いました。
350缶が500円。
玄関にあるクーラーボックスから取るのですが、
保冷剤がトケトケであんまりビールも冷えてなかったのが残念。
さらに食べれる人のためにカレーも用意されています。
さっきの皿を受付に持っていって、メロンの皮なんかをお兄さんに処分してもらって、
あとはセルフでご自由に。
2杯いただきました。ごちそうさま!
(写真右、色々干してるのがウチらのスペース)
食べた後、寝床にもどってみたのですが、
となりのおっさんのイビキがひどくて、やっぱり談話室に戻りました。
無料サービスのコーヒーを飲みながら、山雑誌を読みまくり。
外は相変わらずのモヤで星空は見れそうにありませんでした。
消灯は20時半。
だけど、20時くらいには寝床に上がりました。
耳栓効果もあったか、おっさんのイビキも気にならずに、
すーっと寝入ることができましたね。
もちろん臭いのしない快適な布団が気持ちよかったのもあるでしょう。
夜中に何度か目が覚めましたが、その都度また寝れて、
最終的には4時半過ぎまで寝てました。
よう寝たわ。
外に出てみると、どんよりしてるけど昨日よりは遠くが見渡せます。
今日登る瑞牆山もよく見えます。
小屋に戻って、ある程度出発の準備をすませて1階へ。
また寝てやがる。
でも、寝姿が可愛いわ。
朝ご飯は5時半から。
お代わり自由のおかゆです。
おなかに優しくて、これはこれで美味しかった。
食後、すぐに荷物をまとめて、
さあ2日目のスタートです。
良い山小屋でした!お世話になりました!